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30歳でレジェンドからチャレンジャーへ。電撃移籍したリヴァプールでの活躍に繋がった遠藤航の変化とは

日本代表のキャプテンを務める遠藤航は、2019年からの4シーズンをブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトに所属。デュエル王に2年連続輝くなど、チームの主軸として活躍し確固たる地位を築いた。そして2023年、30歳のときにプレミアリーグの名門リヴァプールに電撃移籍を果たす。移籍当初は新チームに適応できず厳しい評価を受けていたが、次第にレギュラーとして定着しチームに欠かせない選手となった。ABEMAで配信された『遠藤航 挑戦者の逆転劇』では、日本代表や浦和レッズで遠藤選手と共にプレーした槙野智章がイギリスで現地取材。逆転劇の裏で起きていた遠藤選手のプレーの変化とは。※トップ画像出典/Liverpool FC via Getty Images

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リヴァプールでの活躍をもたらしたプレーの変化

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Source/Getty Images

リヴァプールへ移籍して1週間も経たないうちに、初めてプレミアリーグのピッチに立った遠藤。「(移籍前の)ブンデスリーガでボーフム戦の準備をしていたのに、気づいたらプレミアの試合に出ている状態だった」と振り返る。移籍が決まる前後からはファンからネガティブな声が届くこともあったというが「自分のやるべきことをやり続ければ結果はついてくると思っていたので、そういう周りの雑音は気にしなかった」とあっけらかんと語った。

実際にプレミアリーグのピッチに立ち、直面したのは高い壁だ。フィジカル、スピード、インテンシティの全てにおいて違いを感じたという遠藤。「他のリーグや代表など、自分が今まで経験してきた試合と全く別物だった」という。その環境のなかでスタメンとして活躍するためには、自身のプレーを変える必要があった。移籍当初は、攻撃的なサッカーをするチームだからこそ、リスクマネジメントを大事に、すぐに守備に戻れる位置にいた。しかしそれはリヴァプールでは求められていないことに気づき「今までより5mぐらい高いポジションを常にとるようになった」そうだ。結果、持ち前のボール奪取能力を最大限発揮できるようになり、遠藤を起点に次の攻撃を展開する機会が増加。チームの信頼を得られたことで試合の出場時間も次第に増え、レギュラー獲得へと繋がっていった。移籍から約4か月後の12月にはプレミアリーグでの初ゴールを決め、ファンが選ぶ月間MVPを受賞。「ひとつの結果が出たことで、ファンが認めてくれた。そういう意味ですごく嬉しかった」と当時の心境を語った。

名門リヴァプールで揃えられている最高の環境

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出典/Liverpool FC via Getty Images

槙野氏からの「リヴァプールならではの『ここ凄い!』と思ったことは?」という質問に遠藤が挙げたのは、ロッカーに設置されている設備だ。自分のコンディションを入力するタッチパネルがあり、情報はすぐにメディカルチームに伝わる。スタッフと常に連携できるようになっているそうだ。さらに、選手のサポートをするマネージャーの役割を果たすスタッフのほか、シェフも複数人ついていて、人員も充実。欧州屈指の名門クラブなだけあり、最高の環境が整っているようだ。ずっと憧れだったプレミアリーグのチームに移籍できたことについては、ずっとチャンスをうかがっていたと言う。若い選手へオファーが集中するなか、理想通りに選手を獲得できないクラブチームが出てくる。そうなると、即戦力となる経験のある選手に声がかかる。「俺はもう完全にそれ狙いで、ずっと待っていた」と移籍前の本音を教えてくれた。

プレミアリーグの試合を生観戦した槙野氏は、試合直後にもインタビューを実施。プレミアリーグで試合することについて「やっぱり緊張するの?」と聞かれると、遠藤は「ホームでやるのが毎回楽しみなので、本当エンジョイしています」と朗らかに答える。「ようやく守備も攻撃も信頼してもらいながら自分も良さを出せている感じがする」と、チームメンバーとの連動の現状を語った。

今後の日本代表で、キャプテンとしての課題とは

2024年に行われたアジア杯で日本代表は、準々決勝でイランに敗れた。そのなかで迎えるW杯アジア最終予選。勝ち抜くためには「より主体的なサッカーを考えていかなければならない」と課題を挙げた。そのためには「自分の意見をはっきり周りの選手や監督スタッフに言わなきゃいけない」とチームに提言する。「(アジア杯までは)いろんなオプションを持ってトライしていく時期だったが、結果が出なかった。今後は戦術を絞り、定めていく段階」と語る。「最終的に決めるのは監督。監督がこうと決めたら、チーム全体としてその試合に挑もう」と、選手たちに呼びかけ、キャプテンとしてチームをまとめている。やるべきことをやり続ければ結果はおのずとついてくると、努力し続けてきた遠藤。リヴァプールの選手として、さらに日本代表のキャプテンとしてさまざまなプレッシャーがのしかかるなか、逆境さえも楽しみながら挑戦していく遠藤には、大きな勇気をもらえる。今後の活躍にも期待し、応援したい。

ABEMA『遠藤航 挑戦者の逆転劇』より

Date de sortie :2024年3月16日(土)

*Les informations contenues dans cet article sont à jour au moment de sa publication.

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