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ロッテ、NPB新記録達成!快挙と補強が織り成す戦力アップで優勝争いに挑む
福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)が圧倒的な強さを見せている今シーズンのパ・リーグ。7月30日の東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天)との対戦で勝利してマジック42が点灯した。7月に点灯するのは、1995年のオリックス以来。実に29年ぶりとなる。再生回数の多い動画を紹介する『ABEMA バズ! パ・リーグ#18』では、そんなソフトバンクを追うロッテを中心に、パ・リーグで起こった直近のトピックスをピックアップ。ゲストで登場した元プロ野球選手の五十嵐亮太が熱く語った。※トップ画像出典/Icon Sportswire via Getty Images
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NPB新記録達成のロッテが優勝目指して大型補強
ソフトバンクの話題が目立つなか、千葉ロッテマリーンズ(以下、ロッテ)が快挙を成し遂げている。8月1日の埼玉西武ライオンズ(以下、西武)戦で勝利したことで、開幕から同一カード14連勝というプロ野球新記録を達成したのだ。五十嵐は「戦う前から結構モチベーションを上げていけるのかなと思います」と話す。さらに西武側の状況を「完全に苦手意識ができちゃっていますよね。どこかでその流れを止めなきゃいけないし、変えていかなきゃいけないというところで、普通の戦い方をしていても自分たちのペースに持っていくのが難しい状況なのかなと思いますね」と推測した。
そんな今シーズン、まだ西武に負けていないロッテだが、優勝争いを見据えた最後の補強に注目が集まる。7月30日が期限の支配下登録で、MLBダラス・カイケルの入団が発表されたのだ。大型補強とも噂されるダラス投手だが、2015年に20勝でサイ・ヤング賞にも選ばれている。五十嵐は今回の補強がロッテに大きな刺激を与えるとし、「左投手にとっては大きいですね。ロッテにいる左ピッチャーにとっては、彼の存在感であったり、何か伝えたり、これで勝ったりとか(が期待できる)」「36歳という年齢ですけど、経験がある分、どういったいいものをロッテにもたらすかということを考えたら、めちゃくちゃ楽しみですね」と期待を膨らませる。戦力の最終調整により、ロッテがソフトバンクをどう追い上げて行くのかが見ものだ。
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リクエスト失敗のポール際HR。元審判がビデオ判定の難しさを解説
「週刊パ・リーグTVランキング」コーナーでは直近1週間でバズった動画を特集。今週は19万視聴を超えた「リクエストの末HR認定 森 ポール際の一撃!」が第1位にランクインした。
「僕が映像を見た感じで言いますと、これがファールだなとか、ホームランだなっていうことすら答えを出せないような映像だったのかなと思います。恐らくですが、僕の経験上、ほぼ100%に近いと思うけど、確証を得ていなかったって答えだと思います」
では、どのような基準で審判は判断を下しているのか。坂井は「映像を検証する時に大きく分けて3つあるんですね。1つは映像を見ても判定通りだと。もう1つは判定は例えばアウトだったけど、映像を見る限りセーフだった。だから変えます。もう1つは証拠が不十分というか、要はそれでは確証たる映像ではないので変えませんというような形になります。これは申し合わせで12球団合意のもと進めているっていう形になります」と解説。
続けて、この現状を変えるための改善策を問われ、「まず1つはカメラ台数が圧倒的に少ないので、いろいろな角度から検証ができるようにするっていうのが第1だと思いますし、先日の打球であれば1塁の方が判定しているんですが、1塁からポールまでの距離ってだいたい450mぐらいあるんですよ。かなり高い位置の情報空間の判定をするので、ボールより手前で切れているのか、奥で切れているのかを見るのって本当に難しいんですよ。NPBもですが、各球団がどこまでご協力いただけるかっていうのもすごい重要かなとは思いますね」と持論を展開した。
運用から数年が経過し、課題が見えてきたビデオ判定。五十嵐も「誰もが納得するようなジャッジをしてもらいたいので、映像で頑張ってもらえたら嬉しいですね」と期待を込めてコメントした。
『ABEMAバズ! パ・リーグ#18(ゲスト五十嵐 亮太)』より
配信日:2024年8月2日
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています