"La philosophie est de gagner chaque match" Une séance de discussion entre les légendes de Manchester City, Paul Dickov et Yasuhiro Hato, a eu lieu.
今シーズン、プレミアリーグ3連覇を目指すマンチェスター・シティーが、日産スタジアムで行われた「EUROJAPANCUP」参加のため初来日。 横浜F・マリノスとの試合が行われる7月27日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーにて、マンチェスター・シティーのレジェンド選手のポール・ディコフ氏と、横浜F・マリノスのアンバサダー波戸康広氏によるトークセッションが行われた。
Junichi Shiratori
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2019/08/06
Manchester City, champion de Premier League, vient au Japon pour la première fois ! Quelles sont leurs impressions du Japon racontées par les trois principaux acteurs ?
-ポール・ディコフさんは、日本に来られたことはありますか?
ポール・ディコフ:日本に来たのは初めてです。今回のアジアツアーでは、至る所でマンチェスター・シティーのサポーターにお会いし、日本でもファンの方が、知識や情熱持っている姿を垣間見ることができました。本日もたくさんのサポーターにお越しいただき、本当に嬉しいです。
――日本に対して、どんな印象をお持ちですか?イギリスでは、日本料理が人気だとお聞きしたことがありますが?
ポール・ディコフ:日本は素晴らしい国です。寿司や刺身が大好きです。その他の料理も美味しくて、がっかりさせられたことがないですね。
――ここで、ファンの方から事前に受け付けられた質問コーナーに展開。熱心なファンからの質問が寄せられた。
-ポール・ディコフさんといえば、1999年シーズンに行われた2部昇格プレーオフで、ロスタイムの劇的なゴールを決めた選手です。パスを受ける前から、頭の中にゴールのイメージはありましたか?
ポール・ディコフ:20年前の試合でゴールを決められたのは、「幸運」だったと思います。
なぜかというと、あの試合は試合終了間際まで、マンチェスター・シティーが2対0で負けていました。まずは1点を返し、5分あったロスタイムでゴールを決め、同点にすることができました。
この試合はクラブとしても大きな瞬間でした。あのゴールがなければ、私は今日、日本にいなかったように思いますし。 この試合で3部から2部への昇格を決めなければ、今も3部リーグにいたままだったのではないかと思います。
マンチェスター・シティーという愛されるクラブで、成功できたことがとても嬉しいです。
――プレミアで勝ちを積み重ねている現在のチームについて、どのような印象をお持ちですか?
ポール・ディコフ:勝ち点3桁に乗り、トロフィーも4つ獲得しました。本当に素晴らしいチームだと思っています。 名将グァルディオラ監督を始め、良い選手の名前が挙げればキリがありません。次のシーズンは、もっと良いチームになってほしいと思います。
-続いて、横浜F・マリノスのアンバサダーでもある波戸さんにお伺いします。マンチェスター・シティーのような強豪と勝負できて、どのように感じていますか?
波戸:マンチェスター・シティーは、横浜F・マリノスと同じシティーグループでもあり、ヨーロッパ有数のトップチームです。
世間的には、マリノスはシティー同じような「攻撃スタイル」と言われていますが、「アタッキングフットボール」はボール回すだけでは成立しません。 エモーションを含めて、マリノスがどこまで通用するかを示してほしいと思います。
――今シーズンの横浜F・マリノスの戦いぶりについてはいかがでしょうか?
波戸:試合の内容や結果も充実しつつあり、「勝負にこだわれるチーム」になってきたように感じています。ユース出身のトップ選手も多く、地元で育った選手たちがピッチに立って頑張っていますよね。
特に、キャプテンを任されている喜田拓也選手は、これまでの苦しい時期を乗り越え、中心選手として活躍してきました。これからが本当に楽しみだと思います。
――マリノスについてどのように感じていますか?
波戸:「これまでに積み上げてきたサッカーが、どこまで通用するか示したい」と、ほとんどの選手が言っていたのが印象的でした。
世界有数の強豪と戦える機会は少ないですし、「ピッチに立つ以上は勝ちにこだわる」と、選手は口を揃えて話していました。
――お二方にお伺いします。子供達は、どのような目標を持って、サッカーを楽しめばいいでしょうか?
波戸:僕の場合は、小さい頃にマラドーナに憧れてサッカーを頑張れました。「こういう選手になりたい」という夢は、苦しい時には支えになりますし、継続した努力にもつながるのではないかと思っています。
ポール・ディコフ:できるだけたくさん練習することですね。マンチェスター・シティーの選手たちは、世界で有数の厳しい練習を積んでいる選手たちです。
あとは、コーチの言うことを聞き、毎日ベストを尽くすこと。そうすれば成功できると思います。
私はとりわけ才能があったとは思っていないのですが、選手として20年のキャリアを築けました。ベストは尽くせたと思っています。
――ポールさんに伺います。日本のサッカーのイメージはありますか?
ポール・ディコフ:私が現役時代に在籍していたレスターには岡崎慎司選手がいますし、日本代表も良い戦いをしています。
マリノスの選手と話をしましたが、「試合に勝ちたい」と言っていました。良い戦いができるのではないかと思っています。
(この後、試合はマンチェスター・シティーが3対1で勝利した。)
-試合を観戦される方にどういうサッカーを見てほしいでしょうか?
ポール・ディコフ:一つに絞るのは難しいですが、プレミアリーグ開幕前に行われる最後の試合なので、真剣に臨むと思います。注目はデ・ブライネとダビド・シルバですかね。ぜひ注目してください。
波戸:プレミアリーグの解説をやらせてもらうので、マンチェスター・シティーの試合もよく見ます。 ダビド・シルバ選手は、既に今シーズン限りでの退団を発表しているので、今シーズンを思いで過ごすのかが興味がありますね。
-マンチェスター・シティーに所属する3選手とお話をさせていただきましたが、「初来日なので、良いプレー見せたい」という気迫を感じました。波戸さんは、どのような戦いを期待したいですか?
波戸:マリノスは、やってきたことをどれだけできるのかを、全力でぶつけて欲しいですね。失うものは何もないですし、世界にアピールするチャンスでもあります。このような舞台があることは本当に羨ましいですよね。
-マンチェスター・シティーとしても負けたくない試合ですよね?
ポール・ディコフ:シティーの哲学として、全ての試合に勝つ。試合に勝っても次の試合のことを考えるというものがあります。何時もベストになることを渇望するので、世界最高のチームだと思っています。なので、全力でプレーしますよ。
その後、イベントは豪華賞品をかけた両チームに関するクイズ大会などのアトラクションや、フォトセッションなどが行われ、大盛況に幕を閉じた。
プレミアリーグ3連覇を目指すマンチェスター・シティーと、Jリーグの優勝を虎視眈々と狙う横浜F・マリノス。両チームのさらなる飛躍を期待したい。
Manchester City, champion de Premier League, vient au Japon pour la première fois ! Quelles sont leurs impressions du Japon racontées par les trois principaux acteurs ?