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【解説】日本初の快挙!“フェンシング女子フルーレ団体”銅メダル

現地時間8月1日に行われたフェンシング女子フルーレ団体の3位決定戦で、日本チームは世界ランキング6位のカナダ代表と対戦。33-32の接戦を制し、銅メダル獲得となった。女子フェンシング競技では、日本にとって初のメダル獲得となる。※トップ画像出典/Getty Images

Icône icône kinggearKING GEAR Département Editorial | 2024/09/13

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画像作成/これ松えむ

フェンシング競技の中でも使用するブレードが軽く、スピーディな試合展開になることが多いフルーレは、得点有効部が頭や腕を除く胴体のみに限定されてるため、より精密な突きと防御が求められる種目。団体戦は、1チーム3人+リザーブで3分間の試合を9試合行い、最終的な合計ポイントを競う。

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画像作成/これ松えむ

東晟良選手、上野優佳選手、宮脇花綸選手、それにリザーブの菊池小巻選手で大会に臨んだ日本は、初戦の準々決勝で、世界ランキング5位のポーランド代表と対戦。第1試合こそ2-5とゲームを落としたものの、第3試合に出場した宮脇花綸選手がリードを奪うと最終的に点差を15点まで広げ、45-30で勝利した。

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Source/Getty Images

準決勝では、2022、2023年のフルーレ団体世界チャンピオンで世界ランキング1位のイタリア代表と対戦。30-40で迎えた最終第9試合に上野優佳選手が5連続ポイントを奪い9-5とするなど追い上げを見せたものの、敗退となった。

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出典/Europa Press via Getty Images

3位決定戦では、第1試合で上野選手が3-3、第2試合で宮脇選手が2-2、第3試合で東選手が5-5と、第3試合までお互い譲らない展開となったものの、中盤以降は日本チームが徐々にリードを広げてい気、第7試合を終えた時点でリードは29-25の4点差に。8、9試合を相手に奪われヒヤリとする場面もあったものの33-32でなんとか逃げ切り、日本の女子フェンシングで初めての銅メダル獲得となった。

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【解説】悲願の金メダル獲得!“フェンシング男子フルーレ団体”金メダル

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<パリ五輪の戦績>

★1回戦 ポーランド代表/○45-30
第1試合:●東晟良 2-5
第2試合:○上野優佳 4-2
第3試合:○宮脇花綸 9-5
第4試合:○東晟良 5-1
第5試合:○宮脇花綸 5-2
第6試合:○上野優佳 5-3
第7試合:●宮脇花綸 3-5
第8試合:○東晟良 7-4
第9試合:○上野優佳 5-3

★準決勝 イタリア代表/●39-45
第1試合:●上野優佳 3-5
第2試合:●宮脇花綸 1-5
第3試合:○東晟良 6-5
第4試合:●宮脇花綸 3-5
第5試合:○上野優佳 3-2
第6試合:●東晟良 4-8
第7試合:●宮脇花綸 4-5
第8試合:○東晟良 6-5
第9試合:○上野優佳 9-5

★3位決定戦 カナダ代表/○33-32
第1試合:△上野優佳 3-3
第2試合:△宮脇花綸 2-2
第3試合:△東晟良 5-5
第4試合:○菊池小巻 4-3
第5試合:○上野優佳 5-1
第6試合:●東晟良 1-3
第7試合:○宮脇花綸 9-8
第8試合:●東晟良 3-4
第9試合:●上野優佳 1-3


<Profil>
パリ五輪の決勝を戦ったメンバーは、東晟良選手、上野優佳選手、宮脇花綸選手、リザーブ菊池小巻選手の4名。女子フルーレ個人では、東選手が19位、上野選手が20位、宮脇選手が22位という結果だった。