【MF/FW】前田大然(まえだ だいぜん)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバー
スコットランドの強豪セルティックFC所属のMF/FW。圧倒的なスプリング力とファーストディフェンスとしての無尽蔵のプレスが持ち味で、DFの隙を突いて得点を奪うことも可能。献身性やスピードに着目されることが多いが、J1リーグで得点王を獲得した経験もあるストライカー。※イラスト/これ松えむ
Profil
ポジション:MF/FW
出身:大阪府
生年月日:1997年10月20日
身長/体重:173cm/67kg
所属チーム:山梨学院大付属高校→松本山雅FC→水戸ホーリーホック→松本山雅FC→CSマリティモ(ポルトガル)→横浜F・マリノス→セルティック(スコットランド)
A代表歴(データ)
出場試合数(先発)/得点数:22(7)/ 4
主な経歴
2018年:U-21日本代表
2019年:U-22日本代表、A代表デビュー
2020年:U-23日本代表候補
2021年:U-24日本代表(東京五輪)
2022年:A代表(カタールW杯)
2024年:AFC アジアカップ カタール 2023
所属リーグでの実績
山梨学院高校から2016年に松本山雅FCに入団。同年のJ2リーグ開幕戦であるロアッソ熊本戦に途中出場してプロデビューを果たした。翌2017年には水戸ホーリーホックに期限付き移籍すると、36試合13ゴールの活躍を見せた。松本山雅FCに復帰すると、2018年のチームのJ1昇格に貢献した。2019年にはポルトガル1部のCSマリティモに移籍。リーグ通算23試合・3ゴールと結果を残すも、2020年に横浜F・マリノスに期限付き移籍で加入。完全移籍に切り替えて臨んだ2021年シーズンは23ゴールを奪い、リーグ得点王の活躍でチームに貢献した。
2021年、スコットランドのセルティックFCへの移籍を発表。2度目の海外挑戦の舞台ではチームの主力の座をつかみ、チームのリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ出場に貢献している。セルティックでは、3年連続の優勝や1度のカップ戦制覇に貢献。4シーズン目を迎える今シーズンも、チャンピオンズリーグで2試合連続得点を挙げるなど、ヨーロッパのサッカー界に大いにインパクトを与えている。
日本代表での実績、経歴
2018年に招集されたU-21代表で頭角を現し、2021年の東京五輪に出場。フランス戦でゴールを挙げるなど活躍した。A代表初招集はCONMEBOLコパアメリカブラジル2019で、同大会のチリ戦でA代表デビューを果たしている。代表初得点は2022年6月のキリンカップサッカー2022のガーナ戦。2022年のFIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表にも選出されており、スペイン戦ではワントップで出場したり、クロアチア戦でゴールを決めたりと、チームのベスト16進出に大きく貢献した。
プレースタイル
スピードと異次元のスプリント力を活かし、前線からの献身的な守備が持ち味。FIFAワールドカップカタール2022のクロアチア戦では、両チーム最多の68回のスプリントを記録したうえでゴールも奪うなど、相手のDF陣を常に掻き乱す存在。しつこいプレスで相手のミスを誘発し、そのまま自分の得点に繋げることのできるスコアラー。
所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)
2016年 松本山雅(J2)
リーグ戦:9試合0得点
天皇杯:1試合1得点
2017年 水戸ホーリーホック(J2)
リーグ戦:36試合13得点
2018年 松本山雅 (J2)
リーグ戦:29試合7得点
2019年 松本山雅
リーグ戦:18試合2得点
2019-2020年シーズン マリティモ(ポルトガル)
リーグ戦:23試合2得点
ポルトガル杯:1試合1得点
2020年 横浜F・マリノス
リーグ戦:23試合3得点
リーグ杯:2試合0得点
ACL:5試合0得点
2021年 横浜F・マリノス
リーグ戦:36試合23得点
リーグ杯:4試合0得点
2021-2022年シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:16試合6得点
スコティッシュ杯:4試合1得点
2022-2023年シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:35試合8得点
スコットランドリーグ杯:4試合2得点
スコティッシュ杯:4試合1得点
UEFA CL 6試合0得点
2023-2024年シーズン セルティック(スコットランド)
リーグ戦:28試合6得点
スコットランドリーグ杯:1試合0得点
スコティッシュ杯:3試合4得点
UEFA CL 4試合0得点
↓他のメンバーはこちらからチェック↓
https://king-gear.com/feature_articles/176
※記事内の情報は執筆時点の情報です
Illustration par Emu Korematsu