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「なぜ得点にならなかった?」“リスク&リターン”なプロ野球のサインプレーの世界

2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。2024年5月の日本ハム対オリックス戦からサインプレーのメリット・デメリットを紹介する。※トップ画像出典/ぱくたそ

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 「リスク&リターン」のサインプレーの世界

2024年5月21日の日本ハム対オリックス戦のサインプレーについてピックアップ。
プレーは4対4と同点の8回裏1死2、3塁、日本ハム8番の水野選手は、ライトフライを放った。セオリー通りならタッチアップで3塁ランナー田宮選手がスタートを切るところだが、田宮選手は塁上にステイ。得点にはならなかった。
このシーン、実はギャンブルスタートのサインが出ていて、田宮捕手は打者のインパクトと同時にスタートを切っていた。しかし、打球がライナーになったことで、ゲッツーを避けるために帰塁していた。
野球解説者の里崎氏によると「作戦は当たり前だと思います。メリットとしては打ち損じたとしても、内野ゴロで得点を挙げられる。一方、デメリットは、今回のようなライナーだとタッチアップができないんです。でも、打者がライナーを打つ可能性は数字上は低いので。三塁走者も悪くないし、日本ハムとしては運がなかっただけということです」とのことで、サインプレーはリターンがある一方で、今回のようなリスクもあるということ。
こうした“作戦”にも注目しながら今季のNPBに注目していきたいところだ。


「ABEMA バズ!パ・リーグ #8(ゲスト里崎 智也)(2024年5月24日配信)より

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