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平野早矢香さん大絶賛!東京ドームシティに"オシャレな卓球スペース"『TaKuSuRu(タクスル)』が誕生

7月20日、東京ドームシティの黄色いビル5階に新卓球スペース『TaKuSuRu(タクスル)』がオープンした。同日のプレス発表会には2012年ロンドン五輪の女子団体で日本卓球界初の銀メダルを獲得した平野早矢香さんが登場。加えて、同施設で日本の卓球用品総合メーカーであるニッタクが卓球教室を開催することから、講師を担当する近藤欽司さん、時吉佑一選手、鹿目里江子さんも参加し、新たな卓球場の魅力を語り合った。

Icône 1482131451808Principal Sato | 2018/07/20
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“卓球を遊ぶ。学ぶ。どちらでも楽しめる卓球スペース”をコンセプトに誕生した『TaKuSuRu』。

平日10時〜17時の時間帯は、"学びの場”としてニッタクの卓球教室を開催し、17時以降と土日祝日は誰でも気軽に楽しめる卓球スペースとして利用可能だ。

「卓球を学びたい」という向上心を持った人はもちろん、仕事帰りのサラリーマンから子ども連れのファミリーまで、あらゆる層の人に新たな「卓球ができる場所」を提供する。

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スペシャルゲストとして登壇したのは、ロンドン五輪銀メダリストでニッタクのボール・用具アドバイザーとしても活動している平野早矢香さん。

全日本選手権を5度制覇し、世界卓球は2001年大阪大会から14大会連続出場を果たしている。引退後もスポーツキャスターや講演、卓球講習会などで活躍中だ。

今回オープンした『TaKuSuRu』について平野さんは「(施設までの)階段からオシャレでびっくりしました」と、ユニオン・ジャックをイメージしたというイギリス風の内装に驚きの表情。今年開催された卓球チームワールドカップ(イギリス・ロンドン)で訪れた卓球バーに雰囲気が似ていたという。

現地の施設の感想を「非常にオシャレで、選手としてトップを目指せる環境、そして競技を楽しめる雰囲気をイメージしながら作られているなと思いましたね」と振り返った。

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さらに、スペースに設置してある卓球台を見た平野さんは再び驚きを口にした。

「この卓球台って、実は世界選手権で使用している卓球台なんですよ。私が現役の時、ナショナルトレーニングセンターでも世界選手権で使われている台も置かれていたのですが、いつも選手の間で台の取り合いが起こるんです(笑)。そんな台がここにあるので、ちょっとびっくりしました(笑)」

営業中は3台常設することを聞いた平野さんは「私もここに卓球しに来ます!」と、その充実した設備環境に興奮を抑えられずにいた。

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ここからはニッタク卓球教室で教える3名の講師が登場。まずひとり目は、指導者として五輪出場選手を3名、世界選手権出場選手延べ14名を育て上げた近藤欽司さん。2008年北京五輪では女子日本代表の監督として、平野さんや福原愛さんと共に夢の舞台で戦った。

近藤さんは『TaKuSuRu』について「今までの卓球場のイメージを一新するような華やかさで、“こういうところで卓球をやってみたいな”と思えるような雰囲気がある」と印象を語り、講師としては「技術的な部分と、卓球のフットワーク、それから戦術的な面も指導していきたい。参加された方は絶対に強くなると、そう思ってもらえるように頑張りたいですね」と、担当する火曜日の硬式ボール教室に向けて意気込みを語った。

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 続いて登壇したのは、月曜日のジュニア教室を担当する時吉佑一選手。2008年日本選手権の男子ダブルスで準優勝を果たし、2011〜2015年の同大会ではシングルスやダブルスで常にベスト8以上に進出。現在は指導者としても活動の幅を広げている。

過去にはスウェーデンやレバノンのリーグにも参戦していたという時吉選手。「海外でもこんなに綺麗な場所はあまりないですし、なにより東京ドームシティにできたことが本当に素晴らしいと思います」と『TaKuSuRu』の環境の良さについて触れると、「強い選手は小さい頃からやっている人がすごく多いので、やはり早い段階で球の感覚を掴むことが大切だと思います。卓球教室ではそういった面を重要視したメニューを作成していきたい」と今後のプランを明かした。

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最後に登場したのは、木曜日のラージボール教室を担当する鹿目里江子さん。2016年全国ラージボール大会で混合ダブルスと女子ダブルスの2冠を達成すると、昨年の同大会では女子シングルス40Aで見事に優勝を勝ち取った。

そもそもラージボールというのは、白いボールの硬式球(40ミリ)より4ミリ大きいオレンジ色のボール(44ミリ)を使用した競技で、ボールの回転数が少なくスピードも抑制されるため、ラリーが続きやすく卓球初心者に優しいスポーツとなっている。

鹿目さんも「ボールが大きくて軽いので、簡単にラリーを楽しむことができます」とラージボールの良さをアピールした。

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卓球スペースで実際に感触を確かめた平野さんは「だいぶ力を入れているのに全然スピードが出ない」と人生初のラージボールに苦戦。

はじめは硬式球との感覚の違いに戸惑ったが、「よしっ、マスターするぞ!」と気合を入れて何度もチャレンジし、少しずつ対応していった。

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終盤にはボールに慣れ、強打を打ち込みながらでもラリーを続けられるようになった平野さん。「楽しかった」と新しい卓球に触れた感想を述べると、ラージボール教室に「入ります!」と入会を志願し、会場を笑いに包み込んだ。

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平野さんは最後、今後『TaKuSuRu』にはどのようにして関わっていくのか問われると「ニッタクさんの方では用具アドバイザーとして活動しておりますので、こちらで講習会等がある場合は(この卓球スペースで)指導する機会があるかもしれません」と講師として立つ可能性をを示唆。

また、これから参加する人に対して「自分のレベルに合わせた形で、スペシャルな講師陣に指導してもらえる選手が増えてほしい。是非、参加してほしいと思います」とメッセージを送った。

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今や老若男女問わず、誰にでも楽しめる生涯スポーツとして浸透してきた卓球。競技人口も年々増加し、徐々に「卓球ができる場所」も増えてきた。

そのひとつとして誕生したこの場所を、これからは、あの「東京ドームシティで卓球ができる」ということを、今日から覚えていただきたい。

卓球というスポーツを真剣に学んで上手くなりたい人、仕事帰りや休日に卓球で遊んでみたいという人は是非、『TaKuSuRu』へ。


Sentence, photo / histoire principale de Sato

<Coopération de couverture>

◆ Nitaku

◆TaKuSuRu