Dsc 0408

サントリーウエルネス×ミズノ 共同企画の新ウォーキングシューズが誕生!

サントリーウエルネス(株)は、新潟医療福祉大学の大森豪教授監修のもと、ミズノ(株)と共同企画をした「グッドムービング ウォーキングシューズ」を、10月1日から通信販売で限定発売を開始した。今回、記者会見に登場し開発に携わった赤池氏(サントリーウエルネス)、八幡氏(ミズノ)、大森教授に話をうかがった。

Icône aff20898 d2d2 431d 8b05 0f3c5e5ae91bHidemi Sakuma | 2018/10/01
膝に悩みを抱える人は多く、その数は年齢を重ねるごとに増大する一方だ。日本人の骨格自体が、膝の内側に負荷がかかりやすい構造となっている。そのため、長年歩くことで膝に疲労が溜まり、痛めてしまうのだ。   

サントリーとミズノがタッグを組んで5年。

膝への負担を軽減させて快適に歩くことができる「グッドムービング ウォーキングシューズ」が完成した。  

Thumb dsc 0408e381aee382b3e38394e383bc

Thumb dsc 0416

「グッドムービング ウォーキングシューズ」の特長

①膝の内側への負担を減らすハイブリッドミッドソールとクッションホールを融合 
②抗菌機能のメッシュ素材により清潔さを保持 
③楽に着脱ができるファスナーを搭載 
④軽量化により快適なウォーキングが可能に 
⑤ワイドラスト設計 
⑥シーンを問わず利用しやすいデザイン  

Thumb dsc 0397

サントリーウエルネス株式会社 
商品企画部 課長 
赤池知生 氏   

-――サントリーさんは、どのような経緯でウエルネス事業を始めたのですか?

赤池:サントリーでは健康食品を30年以上前から扱っています。食事をすることでお腹がふくれますが、他にも効果があるだろうと様々な研究を重ねてきました。その中で、油の良い成分、ゴマの良い成分など色々な発見があり、商品として届けようとサプリメントの販売から始めました。お客様が健康になって元気になっていただくのが我々の目的であります。   

――今回、なぜシューズの作製に携わったのですか?

赤池:お客様に健康になっていただきたく、サプリメント以外にも色々なものがあればと、シューズの作製をミズノさんとの共同で企画しました。膝に悩みがあるけど、もっと健康になりたいという方に対して、サプリメントやシューズをお好みで選んでいただけたらと考えております。  

Thumb dsc 0385

Mizuno Corporation 
Siège mondial des produits de chaussures 
デザイン・開発部 
技術開発課
 理学療法士 
八幡健太郎 氏   

――企画から完成までに5年もかかったのですね。 

八幡:他に例がない位に長いと思います。これまでミズノは、アクティブな方に対しての商品開発を行っていました。今回、体に不具合のある方に少しでも健康になっていただけたらと、シューズとしては第1弾の商品となりますね。   

シューズを履いたことによって不具合が生じないか70名もの方々にモニターとなっていただいて、じっくりと研究開発を行いました。  

普段からご利用いただけるものとして今回のシューズが誕生したことは、凄く意味のあることだと感じています。  

Thumb dsc 0387

新潟医療福祉大学 
健康科学部健康スポーツ科 医学博士 
大森豪 教授   

――以前からシューズ作りに携わっているのですか?

大森:私と研究グループがシューズの作製に関わるのは、初めてとなりますね。   

――完成までに5年もかかったことに、どう感じていますか? 

大森:5年という歳月がかかりましたが、最終的に満足いくものが完成して良かったです。色々な実験を重ねてきたので、楽な道のりではなかったですね。  

――サンプルは沢山作りましたか?
 

大森:ミズノさんとの話し合いの中で、多くのサンプルを作る度にモニターの方々に履いていただきました。アンケートの感想と研究結果を突き合わせることを何度も繰り返しました。   

研究する側としても、科学的に証明する裏付けがシューズに十分盛り込まれているので、ありがたい気持ちですね。    

Pouce dsc 0401

Thumb dsc 0413e381aee382b3e38394e383bc

筆者は右膝に不安を抱えているため、「グッドムービング ウォーキングシューズ」が誕生したことに喜びを感じている。

このシューズを履いて歩くことで、毎日の暮らしがより快適になるだろう。 (了)   

グッドムービング ウォーキングシューズ
http://suntory.jp/SHOES/     


Photo d'interview / Hidemi Sakuma