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Sanshiro Matsuyama (pratiquant de judo, personnalité de la télévision) - Le chemin que les Japonais devraient parcourir à travers le judo, Vol. 3 « Tant que vous êtes en vie, vous devez vous donner à fond. »

世界柔道でのインタビューが話題になっている松山三四六さん(49歳)。現在、柔道家・タレント・ラジオパーソナリティ・歌手・長野大学福祉学部客員教授と、様々な分野で大活躍中。今年の7月に、三四六さんが「1人でも多くの日本人に、柔道の素晴らしさを伝えたい」という想いから誕生した、書籍『世界の中で、いちばん柔道を知らない日本人へ(ベースボールマガジン社)』。最終話となる今回、出版への想いについて熱く語っていただいた。

Icône aff20898 d2d2 431d 8b05 0f3c5e5ae91bHidemi Sakuma | 2019/09/27
ーー三四六さん、あまりにも多才過ぎます。現在はコネクト株式会社に所属をし、様々な活動をされています。「世界の中で、いちばん柔道を知らない日本人へ(ベースボールマガジン社)」を出版された経緯を教えていただけますか?
Matsuyama:僕はしばらく柔道から遠ざかっていましたが、2003年に世界柔道選手権が大阪で開催され、初めてテレビで中継されることになったんですよね。それで当時の事務所の人と僕を可愛がってくれていた斉藤仁さんが売り込んでくれたので、インタビュアーをやることが決まりました。

また、自分の子供に柔道をやらせると、柔道の最高峰の戦いと底辺の少年柔道というピラミッドの頂点と底辺が同時に見てきて、多くのアイデアが出てきたんですよね。

僕はいつの間にか柔道界とメディアの間にいる存在となっていましたし、IOC現会長の山下泰裕先生と話す機会があり、次のように言いました。

「先生、このままじゃ柔道界はダメになります。テレビ局が柔道というコンテンツに莫大なお金をかけてやってくれているのに、そこにあぐらをかいて選手があくびをしているようじゃダメです。時代は違うんです、先生。このままではテレビ局が離れていきますよ。そうなれば柔道は誰も見ないスポーツとなり、柔道人口が減ってしまいます。他には暴力問題も直さないと。」

柔道を知らない一般の方々が柔道を見た時に、「何、あの世界?気持ち悪い。あんなのこれから絶対に通用しない」と思うわけです。「他からの目、風を入れないといけないんだ」とずっと言い続けてきました。

僕と同じことを吉田秀彦も言っています。彼は柔道を辞めた後、総合格闘技の世界に進みました。その時に、スポンサー・芸能界・マネージメント・イベンターなど様々な人と付き合い始めるんですね。そうすると、「柔道は、このままじゃダメだぞと」と思うようになったんですよね。

日本の柔道人口は20万人を切り、減り続けています。ブラジルは80万人、フランスが70万人と日本よりも多いですからね。サッカーの母国はイングランドだけど国技としているのはブラジルみたいな時代が、このままでは柔道にも必ず来てしまうと。

僕はそのような危機感を抱いたので、「世界の中で、いちばん柔道を知らない日本人へ」にまとめました。だからこそ、「柔道に興味がない人に読んでほしい」と強く思っています。

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松山三四六から読者に伝えたいメッセージ

ーーファンと読者に伝えたいメッセージはありますか?
Matsuyama:沢山ありますが、「生きている限りは、命を燃やさなければならない。死んだように生きるのが嫌」ということですね。長いものに巻かれるくらいなら「死んだほうがまし」と思っています。「自分がそう思うのなら、それを貫け」と言いたいですね。

でも、自分が間違っていたら、しっかりと謝りましょう(笑)。 つまり、このようなことが今の僕の活動の根底にあるんですよね。だからどこへ行っても力を抜きたくないですね。今回のインタビューも100%の力でやってから終えたいです。たとえ仕事によって給料が違ったとしても、同じ力でやるのが僕のポリシーとなります。

ーー書籍では「克己心」についても触れていますね。

Matsuyama:その通り。克己心が全てですよ。外人は、試合で負けた日本人が「サンキュー」と言うことに疑問を感じています。負ければ悔しいので「ファックユー」だろうと。 これは違いますね。日本人には「自分を超えたい」という克己心があります。それゆえ、日本人は相手とではなく自分と戦い、「敵が自分である」と思います。相手が試合をしてくれたお陰で自分に勝てるかどうかを知ることができたので、負けても「ありがとう」と言うんですよね。

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ーー今後の展望を教えてください。

Matsuyama:僕には、何もありません(笑)。これまで、目標としてきたことが殆ど叶っていますからね。自分には夢がありませんから。 夢を持つことは、今の自分を否定して認めていないことになります。「もっと良くなりたい」というのは前向きに見えるけど、「今の自分が嫌だ」ということが裏に隠れているんですよね。それは良くないので、「今の自分は良い。今の自分よ、ありがとう」と思うようになりました。

今回の本には、「お陰様でとても元気です。お陰様で勝つことができました。私たちは何かに認められたり、状況を尋ねられると『どうもお陰様で、元気でしたか?』と言いますよね」と書いています。
でも実際、その人にはお世話にはなっていないですよね。初めて会う人に対しても、「お陰様で」と言うじゃないですか。

これは、今の自分があるのは、この世に存在する水・空気・大自然・大地の恵みなど、それらの「お陰である」と思っているからなんですよね。「私の陰、スポットの当たらない、見えないものが自分の力になっている」という考え方なんです。このような素晴らしいことも、柔道を通じて僕は知りました。

ーー最後に、三四六さんにとって「柔道とは何」になりますか?

Matsuyama:僕みたいな若造が言うのもどうかと思いますがね(笑)。柔道以外にも、空手道、剣道、合気道の全てに「道」が付いていますよね。結局は生きる「道」となります。柔道は生きるための道標、ヒントであると。これが僕の答えとなりますね。  (了)


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松山三四六著者「世界の中で、いちばん柔道を知らない日本人へ」


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PROFILE 
松山三四六  (まつやま さんしろう) 
タレント、ラジオパーソナリティ、歌手、 柔道家、長野大学福祉学部客員教授 
1970年7月9日生まれ。東京都出身。小学1年生で柔道を始め、小学5年生から全国少年柔道大会で2連覇を達成。明大中野中学在学中に全国中学校柔道大会も制し、オリンピック代表候補として将来を有望視されていた。
しかし、度重なるケガにより、20歳で競技者としての道を断念。1992年、テレビ番組出演をきっかけに吉本興業に入社し、1994年同社を退社。現在、タレント、ラジオパーソナリティ、歌手、作家など幅広く活動。主な作品に「クマンバチと手の中のキャンディ」(文屋)、「ワインガールズ」(ポプラ社)などがある。
一方で、長野大学で社会福祉学部客員教授として教壇に立ち、小中高生や企業を対象とした講演会なども現在500本を超える。もちろん、柔道への情熱は引退後も変わらず、コーチとして畳に立ち、世界柔道選手権大会ではレポーターとしてマイクを握り、選手たちの声をお茶の間に届けている。 

取材協力/コネクト株式会社
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