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中西永輔の現在地「Vol.4:TSV1973四日市のテクニカルディレクターに就任した理由 」

Les fans de football se souviendront du 14 juin 1998. Ce jour mémorable a vu la première participation de l'équipe nationale japonaise à la Coupe du monde. Eisuke Nakanishi était titulaire lors du match d'ouverture contre l'Argentine et a réalisé une performance mémorable. Nous avons eu l'occasion de discuter avec lui de sa carrière de joueur, dont il parle rarement, et de ses activités actuelles.

Icône 16466945 810048175800857 1247399717 nKoike Kikuchi | 2019/11/03
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――中西さんはサッカーの能力が高い上に、人間的にも素晴らしい方だからここまでの活躍をされてきたんですね。 

渡邉:あとは、どれだけ話してもぶれない方です。それでいて相当フレキシブルなんです。

サッカー選手を目指していて、もし選手になれなくても「中西さんは、こんなこと言ってたな」と思いだしたら、社会に出てからも良い選択が出来るかなと思います。

人に言われてやることよりも、人に与えてもらった環境を自分で判断して、選択できる子供たちが増えた方が社会にとっては良いじゃないですか。

僕がプロクラブを作りたかった理由は、サッカー選手を育てることではないので、そこに対しては相当適任な方だとずっと思っていたんです。

でも直接オファーするなんて、あまりにも存在的にも大きい方なんで、どうやって口説こうかと、徐々に距離を詰めていきました(笑) 

第2、第3の中西永輔を四日市から出していければ、四日市の人も嬉しいと思うし、更に地域が元気になると思います。

Chinois et occidental:いやいや良く言い過ぎやろ(笑)

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――Jリーグを目指すとも発表されていましたが、こういう風にしていきたいというプランを教えてください。 

渡邉:あくまでもJリーグに行くことが目的ではありません。結果論としてJリーグという場所に、いい形で行けるチームを作ることが自分なりに背負っている使命です。

1番の目的は「人材育成」ですので、その中で然るべき形で、上のカテゴリーに上がっていける状況を作らないと、上に上がったところで四日市の市民の皆様に「なんなんだろう、あのチームは?」と思われながらJ3に行ったところで、応援に来てもらえないと思いますので。

JFLの段階である程度認知をされていて、来てくれるお客さんが本当に喜ぶ形がとれないとJ3に上がる意味は無いと思うんです。

そういう魅力のある人間を育てていこうと思うと、青田買いで、ただサッカーが上手い選手を外から呼んで、四日市になんのゆかりもない人たちで形成してやるんだったら、どれだけ批判を浴びようが、ゆかりがあって想いがある大人たちが次の世代を育てていくことの方が大事だと考えています。

そこに対して永輔さんと一緒にやっていきたいと思ったんです。トップチームのコーチも四中工出身で、Jリーガーとしてもキャリアを積んだ方ですし、市民の皆さんとクラブ作りをしていきたいんです。

もちろんトップチームを強くするのも大事ですが、根底のベース作りをしっかりやって上に上げていきたい。トップチームばかりではなく育成を頑張ってやっていき、育成型のJクラブを目指していきます。

――具体的な今後の動きを教えてください。 

渡邉:まずはジュニアユースやジュニア世代に対して、永輔さんが伝えていけることをピッチレベルで植え付けていくことと同時に、うちのチームだけではなく、四日市市に所属しているジュニアの子供たちへ身体を動かす楽しさや大切さを永輔さんに伝えてもらう活動を予定しています。

実はサッカーだけじゃなくてもいいですよねと相談しています。TSVは地域総合型という意味なので。

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永輔さんはゴール後のバク中のパフォーマンスとかすごかったじゃないですか。実は幼少の頃にトランポリンをずっとやられていたんです。

例えば親御さんがそういうことを聞けたら凄くいいなと思うんですよ。「子供の頃にそういうことをやっていると、ここに役立つよ」など伝えられると思うので。

スポーツをする上で、良い環境を作っていき、地域の人に還元して地域創生や地方を盛り上げることに貢献したい。そして、スポーツの力を生きる力に変えていく。ここがベースです。

将来的には正式なプロ化が出来た際には、育成費に関する費用の割合を削除するのではなく、増やしたいんです。そこをやった上での一貫指導をしていきたい。

――今、困っていることはありますか?   

渡邉:一般の企業もそうだと思いますが、人材ですね。僕と永輔さんとトップチームのスタッフだけが熱くなっていてもしょうがないので。   

熱い渦が起こっている間に、若い方がたくさん入ってきて欲しいんですよ。「なぜ永輔さんが、今このタイミングでこの発言をしたのか?なぜピッチ上でこの振る舞いをしたのか?」などを見て学んでほしいんです。   

四日市を盛り上げたいという、若い子たちに飛び込んできてもらいたい。サッカー以外でも四日市にゆかりがある方が、いろんな形で関わってくださると凄く嬉しいです。

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TSV1973四日市は今季の三重県社会人1部リーグで2位内を確定させ、東海2部リーグ参入戦に出場。

東海4県のリーグ戦上位2チームが2ブロックに分かれてトーナメントが行われる。今年は12月7、8日に愛知県で開催される。

東海社会人リーグ
http://www.tokai-sl.jp

TSV1973四日市 公式サイト 
http://tsv1973yokkaichi.jp/