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昨季パ・リーグの6月MVPはタイトルホルダーの2名だった…2024年のNPBをプレイバック

2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。

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2024年6月の月間MVPはソフトバンクを索引する2名が受賞

6月の月間MVPは、リバン・モイネロと近藤健介が受賞。投手、野手ともにソフトバンクの選手が選ばれた。モイネロ選手は、先発に転向してすぐの受賞となった。野球解説者G.G.佐藤氏はモイネロ投手を「非常に器用で、対応力がすごい。緩急の使い分けが上手な選手」と話す。また、近藤選手は打率4割超えで本塁打7本という結果で、野手部門MVPを獲得した。

6月といえば後半戦に向けて、1軍を目指す新戦力が続々とアピールする時期だ。

当時ソフトバンク2年目の吉田賢吾は、2024年7月5日の東北楽天ゴールデンイーグルスとの一戦にプロ初スタメンで出場。第3打席でプロ初ヒットを放った。主力がたくさんいる中での若手起用についてG.G.佐藤氏は「ソフトバンクは試合に勝ちながら若手を育てるという、良い戦い方をしている」と解説。ちなみに吉田は今季より日ハムに移籍。新天地の活躍にも期待が高まる。

さらに、7月6日の日本ハム戦では、オリックスの大里昂生がプロ初出場、初ヒットを記録。昨シーズンまでとは違う前半戦となった、オリックスの若手起用について「若手選手の育て方がうまい。どんどん良い選手が出てくる印象」とG.G.佐藤氏も話していた。

昨季7月のパ・リーグ“幻の初ヒット“とは…

7月9日、西武対日本ハムの一戦。1点を追う西武は5回裏、バッターはソフトバンクからトレード移籍してきた野村大樹。右中間を抜けるヒットを放ち、移籍後初ヒットかと思われたが、このあとアピールプレイが起きて1塁のベースを踏んでいなかったことが判明。初ヒットは取り消される。野村選手がベースを踏んでいないことをしっかり見ていた、日本ハムのアリエル・マルティネスの“眼”にも注目が集まった。

そんな移籍後の初ヒットが幻となってしまった野村だが、翌日の試合ではセンター前にしっかりはじき返し、前夜の借りを返す正真正銘の初ヒットを記録。野村選手は1塁を回ってから、もう一度、力強く1塁ベースを踏み直していた。

G.G.佐藤氏は「この、ベース踏み忘れは人の記憶に残った。ミスでもなんでも記憶に残ることは素晴らしいと僕が一番知っていますからね。今後、野村選手が活躍して一流選手になったときには、この幻のヒットから頑張りましたとネタにできる」と自身の経験も踏まえて語っている。

 


「ABEMA バズ!パ・リーグ #15(ゲストG.G.佐藤)」(2024年7月12日配信)より

*Les informations contenues dans cet article ont été modifiées et diffusées en fonction du contenu au moment de la diffusion.