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Catholique "My First Spike" 8ème joueur de Chung Dae-seung (Shimizu S-Pulse) Vol.1 "La collection d'uniformes de J du T-shirt garçon sort!?"

在日3世として生まれ、日本だけでなくドイツや韓国のクラブチーム、そして北朝鮮代表としてW杯出場経験を持つ鄭大世選手。 そんな鄭大世選手が、Jリーグが大好きだった少年時代の話を、写真と共に振り返ってくれました。憧れの選手に初めて会った時の恥ずかしいエピソードも!?【加藤理恵】

Icône icône kinggearKING GEAR Département Editorial | 2017/07/10
Kato:これは『マイ・ファースト・スパイク』という企画で、テセ選手が最初に履いたスパイクの話を入り口に、様々なことを伺っていきたいのですが。

Tesse:最初に履いたスパイク・・・それが、記憶になくて(笑)昔はお父さんに『どうせ足がデカくなるんだから、靴もデカいやつ履いとけ』って言われて、常に1、2cmくらいデカい靴を履いていました。だから常に走りにくくて。

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Kato:そういう子いましたね(笑)。

Tesse:何を履いていたか記憶はないのですが、ちょうどいいタイミングでオモニ(お母さん)から昔の写真が届いていまして・・・。

Kato:お!それを見れば何を履いていたのかわかりそうですね!

スマホを取り出す鄭大世選手。


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Tesse
:これは小学生の頃の写真で・・・あ、ミズノだ!

Kato:ミズノ履いてますね!!ミズノの“何か“まではわからないけど。

Tesse:ユニフォームはブラジル代表。

Kato:ブラジル代表“風”ってことですよね(笑)?

Tesse:そうそう、小学生の頃のチームのユニフォームがこれ。ブラジル代表みたいにしたかったんじゃないのかなぁ。

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Tesse
:こっちの写真ではアディダスを履いていますね。

Kato:これアディダス・・・ですか?

Tesse:もしかしたらパチ物かも(笑)。

Kato:この写真はいつ頃でしょう?

Tesse:10番付けているから、小学校6年ですね。

Kato:それにしても、この頃のテセ選手は身体や足が凄く細いですね。

Tesse:細いっすね。僕は大学の時に一気にデカくなったんです(笑)。

Kato
:当時のボジションはどこでしたか?

Tesse:FWでしたけど、この時は今みたいなパワー系ではなくて、身体のバネ、ジャンプ系の選手でした。

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Tesse:懐かしいなぁ~!!ヴェルディ大好きだったんですよね~!!

Kato:名古屋出身ですよね?なぜヴェルディ?

Tesse:だって『ヨ・ミ・ウ・リ』だよ、超有名じゃん(笑)。

Kato:そうですけど・・・(笑)。隣の子はサンフレッチェのユニフォームだ。

Tesse:隣は兄ちゃんです。この写真は小学校3〜4年くらいじゃないかな。

Kato:この頃の靴はまだ“ズック”ってやつだったんですね。じゃあテセ選手の『ファースト・スパイク』は、一番最初の写真で履いていたミズノになるんですかね。

Tesse:でも、プロになってからは一度もミズノを履いていないという・・・。

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Kato
:あれ、こっちはマリノス・・・浮気性じゃないですか!!!

Tesse:ミーハーだったんです(笑)。鹿島が優勝した時は鹿島を好きになったし。僕Jリーグのユニフォームコレクターだったんですよ。

Kato:なんだかこう写真を見ていると・・・テセ選手はご両親にいろんな物を買ってもらっていた子供だったんですね(笑)。このユニフォームをフル装備で買えるって・・・だって高いでしょう?

Tesse:高い(笑)。でもうち結構お金持ちだったので(笑)。

Kato:気持ちの良い回答ですね(笑)。

Tesse:子供の頃は、『将来ヴェルディかマリノスに入った時に、この写真を使いたい!』なんて思ってたんだよね(笑)。

Kato
:今所属しているエスパルスのユニフォームを着ている写真はないんですか?

Tesse:持ってなかったですね(笑)。でもシジマール(当時エスパルスに所属していたGK)好きだったよ。

Kato:FWのテセ選手の憧れがなぜシジマール(笑)?

Tesse:目立つし、かっこいいじゃないですか(笑)。当時は手足も長いし、すごい長身に見えたんだけど、大人になってから会ったら、実はシジマールは背が小さかったことに気づいた。

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Kato
:テセ少年にとっての憧れの選手は誰でしたか?

Tesse:小学生の頃は鹿島にいたジーコやアルシンド。そういえばジーコ、アルシンド、シジマールはみんなミズノのスパイクでしたね。あと地元グランパスにいたガルサ(笑)。

高校になってからは、クライファートですね。僕が唯一、店で買ったのも『クライファート』って書いてあるバルセロナ100周年記念ユニフォームです。実は一昨年、その憧れのクライファートとプレーしたんですけど・・・。

Kato:おぉ!!

Tesse:パク・チソンが毎年やっているチャリティーマッチにいつも呼んでもらうんですけど、そこにクライファートの名前があってビックリして。

『クライファートって、あのクライファート!?まさか人違いだろう?』と思ったら、本当にクライファートが試合に来て一緒にプレーしました。もう久しぶりにリフティング緊張しましたもん(笑)!!

Kato:あはは(笑)。

Tesse:アップのリフティングを自由にやるんだけど、自分から『ちょっと一緒にやりましょうよ!』とか言って(笑)。もうリフティングする時、身体がガッチガチで!!膝、全然曲がらなくて、すげー落としまくって、素人みたいに。いやぁ~恥ずかしい(笑)。


次回はテセ選手の小学校から大学までのサッカー&スパイク遍歴についてお届けします。お楽しみに!

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