J ouverture, après l'annihilation / lancement du club. La raison pour laquelle un homme attiré par le football à Yokohama a un festival de film de football.
ワールドカップイヤーとなる今年のJリーグは2月23日にJ1が開幕する。 開幕に向けた準備が進むこの時期に、毎年横浜ではフットボールをテーマとした映画祭が行われている。それが「ヨコハマ・フットボール映画祭」だ。今年で8回目の開催になる。 実行委員長を務めるのは映画配給会社出身で、フリューゲルスも愛した横浜FCサポーターの福島成人氏。映画関連の仕事を続ける傍らで過去3度ドイツのフットボール映画祭の視察も行っている。 フットボール映画祭を開催するようになった経緯、人生を豊かにするフットボールと映画に共通する魅力について熱く語ってもらった。
Sen grand arbre
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2018/02/08
J開幕に熱狂し、サッカーに目覚める。
ヨコハマ・フットボール映画祭の実行委員長を務める福島成人氏がサッカーと出会ったのは1993年のこと。日本に空前のサッカーブームを巻き起こしたJリーグ開幕がきっかけだった。和歌山県の高校を卒業し、上京した福島氏は当時横浜市立大学3年生だった。 プレー経験はなかったが、いつしかサッカーの魅力に惹かれ、のめり込んでいった。贔屓のクラブは横浜を本拠地とする横浜フリューゲルスだ。
ただ、開幕直後のJリーグはチケットの倍率も高く、値段も張ったため、大学生にとっては頻繁に観に行けるものではなかったという。
「でもその分雑誌読み漁っていろいろな情報を仕入れていて、海外サッカーの状況はもちろん、現地の観戦記などを通して世界のことを知るのが好きでした。 自分はプレーしていないので、その辺りの細かいことは分かりません。でもその分サッカーや映画を通して、海外の文化を見ていたということです。そのおかげで視野がすごく広がったと思っています。」
直接観る機会がなかなかないからこそ、人一倍サッカーに関する情報にアンテナを張り、その向こう側にある未知の文化に思いを馳せてきたのだった。
クラブ消滅がサッカーの魅力発信のきっかけに
大学卒業後はギャガ・コミュニケーションズ(現・ギャガ)に入社。最近では「ララランド」や「そして父になる」などのヒット作を製作・配給する映画会社である。そこからの福島氏の社会人としてのキャリアの積み重ねは常にサッカーとともにあった。ドーハの悲劇やジョホールバルの歓喜など、この25年間で日本サッカー界に起きた様々な出来事をリアルタイムで見続けてきたわけだが、中でも衝撃的だったのは愛するクラブ・横浜フリューゲルスの消滅だろう。
「私はフリューゲルスが消滅し、横浜FCを立ち上げる際にできた『ソシオフリエスタ』会員としてその経緯を見守ってきた1人です。この一連の流れというのはある種社会問題だったと思っていて、従来のサッカーファンだけでなく、その側面から興味を持って、横浜FCを応援してくれている人も多かったように思います。
そこで新しく応援を始めてくれる人たちによりサッカーを好きになってもらえるようにしたいということで、楽しみ方をレクチャーするようなイベントに参加していきました。」
きっかけはともかく、興味を持ったサッカー初心者がより楽しめるように、解説付きの観戦会やトークショーなどの開催に携わるようになっていった福島氏。
その中で2002年ワールドカップ自国開催が決定する。ホスト国のサッカーファンとして外国人サポーターにおもてなしをしたい。そんな思いからサッカージャーナリスト・大住良之氏に相談した。
「大住さんからは安価で記念になるお土産を作るようにアドバイスされました。 基本的にサポーターたちはたくさん試合を観ることにお金をかけるので、安い宿に泊まり、可能な限りコストを抑えたいから、オフィシャルなお土産にはなかなか手が出ないということでした。
それでオリジナルの缶バッチを作って、試合に来た外国人と交換したり、赤レンガ倉庫で行われたワールドカップ関連のイベントのブースで販売することにしました。」
日韓ワールドカップ終了後も継続的にサッカーの楽しみ方を広める活動を行っていくため、その時のメンバーと新たにNPO法人横浜スポーツコミニュケーションズを設立することになった。
活動内容は1年に4回程度、サッカーパブでトークショーを行うこと。過去には西部謙司氏や宇都宮徹壱氏、広瀬一郎氏などのサッカージャーナリストを招いて開催している。
仕事と趣味の融合の形が映画祭だった
そういった活動を継続していたころにギャガ時代の後輩から連絡が入った。サッカーに関する映画を製作したのだという。その作品は知的障がい者サッカー日本代表を題材として、“もう一つのワールドカップ”に挑むチームを描いた映画「プライドinブルー」だった。メガホンを取った中村和彦監督はその他にもサッカーにまつわる映画を複数手掛けている。福島氏はその作品の上映会を企画することにした。
仕事と趣味の融合を「サッカー映画の上映会開催」という形で実現させると、数年後に今度は宇都宮徹壱氏から映画「クラシコ」のプロモーションについて相談をもちかけられる。
「クラシコ」は当時地域リーグに所属していたAC長野パルセイロと松本山雅の信州ダービーを描いた作品である。少々マニアックな内容の作品であるがゆえに、長野県外のサッカーファンにどのように広めるかアイディアを求められた。
「観てみるとても面白い作品だったので、それならより多くの人に関心を持ってもらえるようにいくつかサッカー関連の映画を集めて上映会をしようということになりました。」
これが後に続くヨコハマ・フットボール映画祭の記念すべき第1回開催となる。 第1回の作品数は4。それも8回目を迎える今年は8作品まで増えた。
<Continuer>
ヨコハマ・フットボール映画祭2018は2月11日(日)〜12日(月・祝)に開催
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