Entretien avec Ryota Morioka (Anderlecht) Vol.2 "La confiance gagnée en se frottant à l'Europe"
Jリーグのヴィッセル神戸でプロとしてのキャリアをスタートした森岡亮太選手。その後にポーランドでプレーし、今季はベルギーリーグにて15得点13アシストの大活躍。欧州の地で足元を支えてくれているスパイクへのこだわりやベルギーの名門アンデルレヒトの背番号10を背負って戦っている日々の話をたっぷり聞かせて頂いた。
Koike Kikuchi
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2018/05/20
Vol.1 d'ici
――ベルギーのサッカーは日本人にあっているんですかね?
森岡 あっていると思いますよ。ドイツとか五大リーグレベルではないにせよ、技術的な部分は凄く高いです。技術レベルの高い若い選手が多かったりします。
――他のチームの日本人選手に会ったりはしますか?
森岡 裕也(久保裕也)はよく会いますね。豊川(豊川雄太)君も会いましたし。トミ(冨安健洋)もちょいちょい会いますよ。
こっちでは割と日本人で色々と助けてくれる方々がいます。現地の方と結婚されている方などと知り合ったので、トミとかへ紹介したりしました。
最初来た時に裕也に紹介してもらって色々助けてもらったので。日本人でヘルプしてくれる方がいるというのも良い環境だと思います。
――今は家族も一緒ですよね。家族にも日本人のネットワークが必要ですもんね。
森岡 現地の日本人の方々は色々と情報を持たれているんで、こういう問題が起きた時にはこうするなどを経験されていたりするので心強いです。
――肝心の今履いているスパイクの話を聞かせてください。ヨーロッパでプレーしている日本人選手に聞きましたが、やはりグラウンドが緩いんですよね。
日本だったら固定式のスパイクしか履かないけど、こっちではミックスを履いている選手が多いのですが森岡さんはどうですか?
森岡 日本の時は固定でしたね。
――よっとぽどの大雨でない限り固定で?
森岡 そうですね。日本ではほとんどミックスなんて使ってなかったですね。
――今はミックスなんですね?
森岡 今は試合の時はミックスを履きます。練習の時は固定です。完全な取り換え式は持っていないです。
――やはりグラウンドの緩さは大きく違うんですね?
森岡 全然違いますね。日本は完璧に整備されているんで。
――ホペイロはいるんですか?
森岡 います。ただスパイクは全部自分で管理です。日本では磨いてくれますけど、こっちでは各自で管理なんです。ケアしてクラブハウスに置いていますよ。
――次にワールドカップの話を聞かせてください。
監督は変わりましたが、直近の遠征(マリ代表戦・ウクライナ代表戦)にも選ばれていますよね。ワールドカップをどういう風にとらえていますか?
森岡 もちろんワールドカップに一緒に帯同して、プレーして、代表として歴史をつくりたいですし、その一員としてロシアに行きたいという気持ちは凄くあります。
そこに行くためにチームで活躍するしかないので、シーズンが終わるまでは本当に次の試合そして、1試合1試合ベストを尽くして、そこでなるようになるかなと思っています。
―― 一番初めに代表に選ばれたのは神戸で活躍していた時ですよね。ポーランドの時は呼ばれなくなって、ベルギーに来て結果を出してまた呼ばれるようになって。一番初めは神戸でしたけど、その時よりも自信は段違いにありますよね?
森岡 そうですね。
――毎日色んな国やタイプの選手と激しく戦っているので自信はありますよね?
森岡 神戸の時に比べたら全然、判断やパススピードなど色んな事が早くなりましたし、自信はあります。
――日本代表のデビュー戦の時の話を聞かせてください。日の丸を背負って緊張したりしましたよね?
森岡 いや、日の丸が入っていなくても緊張するんで(笑)でも何ですかね、独特の緊張感はありました。デビュー戦はウルグアイ戦でした。出た時は緊張しましたが、でもプレーを始めてから何かふっきれました。
――もう始まっちゃったら同じ試合だ!みたいな感じですかね?
森岡 とりあえず「やるしかない!負けていたので点取るしかない!」という気持ちでした。
――その後、ポーランドで苦しんだ時期があって、ベルギーで活躍して、直近の代表の試合では「あの時よりも全然できるぞ!」という思いでピッチに入りましたか?
森岡 「あの時よりできるぜ!」というよりも、あの時に自分が感じた世界レベルと、自分のレベルの距離感が、直近の代表の試合(マリ戦)に入った時にどう感じるんだろうなという思いでグラウンドに入りました。
――ワールドカップの3戦目でポーランドと試合をやるじゃないですか。ポーランドリーグでやっている選手は今の日本代表では森岡さんだけですよね。
森岡 そうです。
――ポーランド代表の選手は海外でやっていて、国内リーグにはあまりいないんですか?
森岡 ゼロではないですけど少ないですね。
――ベルギーもそうですよね。
森岡 ベルギーほどいなくはないですが、結局23人ではなく、11人のスタメンとなるとポーランドもほぼ全員が海外組になると思います。
Vol.3に続く
取材写真:菊池康平
――ベルギーのサッカーは日本人にあっているんですかね?
森岡 あっていると思いますよ。ドイツとか五大リーグレベルではないにせよ、技術的な部分は凄く高いです。技術レベルの高い若い選手が多かったりします。
――他のチームの日本人選手に会ったりはしますか?
森岡 裕也(久保裕也)はよく会いますね。豊川(豊川雄太)君も会いましたし。トミ(冨安健洋)もちょいちょい会いますよ。
こっちでは割と日本人で色々と助けてくれる方々がいます。現地の方と結婚されている方などと知り合ったので、トミとかへ紹介したりしました。
最初来た時に裕也に紹介してもらって色々助けてもらったので。日本人でヘルプしてくれる方がいるというのも良い環境だと思います。
――今は家族も一緒ですよね。家族にも日本人のネットワークが必要ですもんね。
森岡 現地の日本人の方々は色々と情報を持たれているんで、こういう問題が起きた時にはこうするなどを経験されていたりするので心強いです。
――肝心の今履いているスパイクの話を聞かせてください。ヨーロッパでプレーしている日本人選手に聞きましたが、やはりグラウンドが緩いんですよね。
日本だったら固定式のスパイクしか履かないけど、こっちではミックスを履いている選手が多いのですが森岡さんはどうですか?
森岡 日本の時は固定でしたね。
――よっとぽどの大雨でない限り固定で?
森岡 そうですね。日本ではほとんどミックスなんて使ってなかったですね。
――今はミックスなんですね?
森岡 今は試合の時はミックスを履きます。練習の時は固定です。完全な取り換え式は持っていないです。
――やはりグラウンドの緩さは大きく違うんですね?
森岡 全然違いますね。日本は完璧に整備されているんで。
――ホペイロはいるんですか?
森岡 います。ただスパイクは全部自分で管理です。日本では磨いてくれますけど、こっちでは各自で管理なんです。ケアしてクラブハウスに置いていますよ。
――次にワールドカップの話を聞かせてください。
監督は変わりましたが、直近の遠征(マリ代表戦・ウクライナ代表戦)にも選ばれていますよね。ワールドカップをどういう風にとらえていますか?
森岡 もちろんワールドカップに一緒に帯同して、プレーして、代表として歴史をつくりたいですし、その一員としてロシアに行きたいという気持ちは凄くあります。
そこに行くためにチームで活躍するしかないので、シーズンが終わるまでは本当に次の試合そして、1試合1試合ベストを尽くして、そこでなるようになるかなと思っています。
―― 一番初めに代表に選ばれたのは神戸で活躍していた時ですよね。ポーランドの時は呼ばれなくなって、ベルギーに来て結果を出してまた呼ばれるようになって。一番初めは神戸でしたけど、その時よりも自信は段違いにありますよね?
森岡 そうですね。
――毎日色んな国やタイプの選手と激しく戦っているので自信はありますよね?
森岡 神戸の時に比べたら全然、判断やパススピードなど色んな事が早くなりましたし、自信はあります。
――日本代表のデビュー戦の時の話を聞かせてください。日の丸を背負って緊張したりしましたよね?
森岡 いや、日の丸が入っていなくても緊張するんで(笑)でも何ですかね、独特の緊張感はありました。デビュー戦はウルグアイ戦でした。出た時は緊張しましたが、でもプレーを始めてから何かふっきれました。
――もう始まっちゃったら同じ試合だ!みたいな感じですかね?
森岡 とりあえず「やるしかない!負けていたので点取るしかない!」という気持ちでした。
――その後、ポーランドで苦しんだ時期があって、ベルギーで活躍して、直近の代表の試合では「あの時よりも全然できるぞ!」という思いでピッチに入りましたか?
森岡 「あの時よりできるぜ!」というよりも、あの時に自分が感じた世界レベルと、自分のレベルの距離感が、直近の代表の試合(マリ戦)に入った時にどう感じるんだろうなという思いでグラウンドに入りました。
――ワールドカップの3戦目でポーランドと試合をやるじゃないですか。ポーランドリーグでやっている選手は今の日本代表では森岡さんだけですよね。
森岡 そうです。
――ポーランド代表の選手は海外でやっていて、国内リーグにはあまりいないんですか?
森岡 ゼロではないですけど少ないですね。
――ベルギーもそうですよね。
森岡 ベルギーほどいなくはないですが、結局23人ではなく、11人のスタメンとなるとポーランドもほぼ全員が海外組になると思います。
Vol.3に続く
取材写真:菊池康平