Entretien avec Ryota Morioka (Anderlecht) Vol.3 "Quand j'étais étudiant ne portant que des pointes très bon marché"
Jリーグのヴィッセル神戸でプロとしてのキャリアをスタートした森岡亮太選手。その後にポーランドでプレーし、今季はベルギーリーグにて15得点13アシストの大活躍。欧州の地で足元を支えてくれているスパイクへのこだわりやベルギーの名門アンデルレヒトの背番号10を背負って戦っている日々の話をたっぷり聞かせて頂いた。
Koike Kikuchi
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2018/05/22
Vol.2 d'ici
――ポーランドのサッカーの特徴はさっきの話にもありましたが、ドカンと蹴ってフィジカル勝負みたいなサッカーですよね?
森岡 下位チームの方がよりその傾向は強いです。上位チームもやはりフィジカルがメインではあります。
ーー下位チームにいたからこそ更に苦しんだと思いますが、ポーランドは日本人がやりにくい相手なんですかね?
森岡 どうですかね。サッカーのやり方次第だと思います。でも技術のあるチームにポーランドは弱い気がします。
フィジカルで戦おうとするので、高い技術でいなされてしまうと、ポーランド的には難しくなるかなと思います。
――いなしていなして、裏とか狙えば良さそうですね。
森岡 そういう感じに弱いイメージは凄くあります。あくまでポーランドリーグのイメージですけどね。
――でもポーランドリーグでの経験があるというのは武器ですよね。
森岡 いやぁ、あのレベルではあまり参考にならないと思います。ポーランドリーグのサッカーは知ってますけど、代表クラスの選手はいないですからね。代表選手は他の国のビッククラブで主軸をやっているような選手ばかりです。
――ハリルさんの解任には驚いたと思いますが正直どうでした?
森岡 ウクライナ戦までで見てみると、上手くいってたか、いってなかったかと言えば、いってはなかったと言えます。結果も出ていなかったですし。結局サッカーは結果論なので。
どんなに良いサッカーをしても負けると良くないですし、どんなに悪いサッカーをしていても勝っていればそれが評価されますし。
あの時点でまだ結果は出ていなかったじゃないですか。でもワールドカップで結果が出ないのかって問われたらまだわからないじゃないですか。あそこから2ヶ月あったわけですし、ワールドカップという本番のプレッシャーの中でどれだけできるか。何かが変わるかもしれないですし。
現状うまくいっていませんでしたけど、それがじゃあ代えた方が良い理由になるのかと言えばならないと思いますし。ワールドカップで結果が出るか出ないかが判断基準だと思うので。
個人的にはチームでしっかりコンディションを上げて、自分のレベルを上げて、ということを突き詰めていきます。
立ち位置的には、そんなに代表でやってきているわけではないですし、ワールドカップメンバーに選ばれるため、日本代表の一員として結果を出すために、まずは今のチームでコンディションを上げて結果を出していくだけです。
それがハリルだから頑張るとか、ハリルじゃなくなったから頑張るとか、頑張らないとか、関係ないんですよね。
することは誰が監督でも変わりません。西野さんがやることをチーム全員がしっかり100%やるしかないですし。やることは結局、監督が誰だろうが変わりません。
――今はベルギーでしっかり結果を出して、日本代表で呼ばれた時にも結果を出すということですね。ハリルさんの時は代表の関係者から定期的に連絡が来たり、見に来たりしていたんですか?
森岡 スタッフはたまに来ていましたし、ずっとチェックはしていると言っていました。
―― 肝心のスパイクの話に入ります。サッカーを始めてから一番最初に履いたスパイクは覚えています?
森岡 全然覚えてないです(笑)
――高校の時など学生時代はいかがでした?
森岡 高校の時は、いろいろ履いていました。中学の時もそうですけど。基本ベースは一足ずつで、つぶれたら買ってもらっていました。例えば、プーマを履いて、次はアディダスを履いて、アシックスを履いてとか。
――いろいろ試していたんですか?
森岡 いや、本当にめっちゃ安いスパイクばかりを履いていたんですよ。かごに入っているようなセール品です。
在庫処分的な物の中から、好きなスパイクを買っていたら、結果的に色々なメーカーの物になりました。
――かごから選ぶ時にはどういう基準で選んでいたんですか?
森岡 何ですかね。ほとんど感覚ですかね。その時にパッと見て、これにしようとか。
今思い出すと、共通点みたいなのは全くないですね。色合いもバラバラですし。本当に色んなスパイクを履いてました。
――1万5千円がセールで4千円だから、これはお得だな!とかで僕は選んでましたがそういうのはありましたか?
森岡 それはありました!!そういう割引のやつばかり買ってました(笑)
――天然の革が良いとか、人工皮革が良いとかのこだわりは?
森岡 天然に憧れはありましたが、高いじゃないですか。だからずっと人工を履いていました。
――重さは気にしていましたか?
森岡 重さに関しては全然気にしていなかったですね。どちらかというと、スパイクでサッカーをやるんじゃないみたいな気持ちがありました。
親からも「上手い奴はめっちゃ安いスパイクでもうまいし、そんな良いもの履いても仕方ないでしょ」みたいなことは言われてました。
――良いスパイクを履くよりもまずは実力をつけろ!ということですね。
森岡 そういう感じだったんで。あとは良い天然の革のスパイクはケアしないといけないじゃないですか。
――革が伸びちゃったりしないようにですね。
森岡 そういうのが好きじゃないんです。面倒臭がりなんで(笑)
――人工皮革はケアが楽ですもんね。練習は部活で沢山やるのでスパイクの寿命は短かったのでは?
森岡 土のグラウンドで練習をしていたので、ポイントが無くなるタイミングで変えることが多かったです。
Vol.4に続く
取材写真:菊池康平
――ポーランドのサッカーの特徴はさっきの話にもありましたが、ドカンと蹴ってフィジカル勝負みたいなサッカーですよね?
森岡 下位チームの方がよりその傾向は強いです。上位チームもやはりフィジカルがメインではあります。
ーー下位チームにいたからこそ更に苦しんだと思いますが、ポーランドは日本人がやりにくい相手なんですかね?
森岡 どうですかね。サッカーのやり方次第だと思います。でも技術のあるチームにポーランドは弱い気がします。
フィジカルで戦おうとするので、高い技術でいなされてしまうと、ポーランド的には難しくなるかなと思います。
――いなしていなして、裏とか狙えば良さそうですね。
森岡 そういう感じに弱いイメージは凄くあります。あくまでポーランドリーグのイメージですけどね。
――でもポーランドリーグでの経験があるというのは武器ですよね。
森岡 いやぁ、あのレベルではあまり参考にならないと思います。ポーランドリーグのサッカーは知ってますけど、代表クラスの選手はいないですからね。代表選手は他の国のビッククラブで主軸をやっているような選手ばかりです。
――ハリルさんの解任には驚いたと思いますが正直どうでした?
森岡 ウクライナ戦までで見てみると、上手くいってたか、いってなかったかと言えば、いってはなかったと言えます。結果も出ていなかったですし。結局サッカーは結果論なので。
どんなに良いサッカーをしても負けると良くないですし、どんなに悪いサッカーをしていても勝っていればそれが評価されますし。
あの時点でまだ結果は出ていなかったじゃないですか。でもワールドカップで結果が出ないのかって問われたらまだわからないじゃないですか。あそこから2ヶ月あったわけですし、ワールドカップという本番のプレッシャーの中でどれだけできるか。何かが変わるかもしれないですし。
現状うまくいっていませんでしたけど、それがじゃあ代えた方が良い理由になるのかと言えばならないと思いますし。ワールドカップで結果が出るか出ないかが判断基準だと思うので。
個人的にはチームでしっかりコンディションを上げて、自分のレベルを上げて、ということを突き詰めていきます。
立ち位置的には、そんなに代表でやってきているわけではないですし、ワールドカップメンバーに選ばれるため、日本代表の一員として結果を出すために、まずは今のチームでコンディションを上げて結果を出していくだけです。
それがハリルだから頑張るとか、ハリルじゃなくなったから頑張るとか、頑張らないとか、関係ないんですよね。
することは誰が監督でも変わりません。西野さんがやることをチーム全員がしっかり100%やるしかないですし。やることは結局、監督が誰だろうが変わりません。
――今はベルギーでしっかり結果を出して、日本代表で呼ばれた時にも結果を出すということですね。ハリルさんの時は代表の関係者から定期的に連絡が来たり、見に来たりしていたんですか?
森岡 スタッフはたまに来ていましたし、ずっとチェックはしていると言っていました。
―― 肝心のスパイクの話に入ります。サッカーを始めてから一番最初に履いたスパイクは覚えています?
森岡 全然覚えてないです(笑)
――高校の時など学生時代はいかがでした?
森岡 高校の時は、いろいろ履いていました。中学の時もそうですけど。基本ベースは一足ずつで、つぶれたら買ってもらっていました。例えば、プーマを履いて、次はアディダスを履いて、アシックスを履いてとか。
――いろいろ試していたんですか?
森岡 いや、本当にめっちゃ安いスパイクばかりを履いていたんですよ。かごに入っているようなセール品です。
在庫処分的な物の中から、好きなスパイクを買っていたら、結果的に色々なメーカーの物になりました。
――かごから選ぶ時にはどういう基準で選んでいたんですか?
森岡 何ですかね。ほとんど感覚ですかね。その時にパッと見て、これにしようとか。
今思い出すと、共通点みたいなのは全くないですね。色合いもバラバラですし。本当に色んなスパイクを履いてました。
――1万5千円がセールで4千円だから、これはお得だな!とかで僕は選んでましたがそういうのはありましたか?
森岡 それはありました!!そういう割引のやつばかり買ってました(笑)
――天然の革が良いとか、人工皮革が良いとかのこだわりは?
森岡 天然に憧れはありましたが、高いじゃないですか。だからずっと人工を履いていました。
――重さは気にしていましたか?
森岡 重さに関しては全然気にしていなかったですね。どちらかというと、スパイクでサッカーをやるんじゃないみたいな気持ちがありました。
親からも「上手い奴はめっちゃ安いスパイクでもうまいし、そんな良いもの履いても仕方ないでしょ」みたいなことは言われてました。
――良いスパイクを履くよりもまずは実力をつけろ!ということですね。
森岡 そういう感じだったんで。あとは良い天然の革のスパイクはケアしないといけないじゃないですか。
――革が伸びちゃったりしないようにですね。
森岡 そういうのが好きじゃないんです。面倒臭がりなんで(笑)
――人工皮革はケアが楽ですもんね。練習は部活で沢山やるのでスパイクの寿命は短かったのでは?
森岡 土のグラウンドで練習をしていたので、ポイントが無くなるタイミングで変えることが多かったです。
Vol.4に続く
取材写真:菊池康平