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「黒×高機能」の革命!『Macqlo』が渋谷MIYASHITA PARKに常設1号店オープン

オアシスライフスタイルグループの代表取締役CEO、関谷有三氏が「黒×高機能」アパレルブランド『Macqlo』の渋谷MIYASHITA PARKに常設1号店をオープンした。この挑戦に至った背景やブランドの未来展望について関谷氏が語ってくれた。※トップ画像:提供/Macqlo

IcôneIppei Ippei | 2024/06/11

「洋服を作らない」という常識を作りたい

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オアシスライフスタイルグループ代表取締役CEO 関谷有三氏(画像提供/Macqlo)

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画像提供/Macqlo
――“黒×高機能”アパレル『Macqlo』渋谷MIYASHITA PARKに常設1号店をオープンですが、この挑戦に至った背景を教えてください。

40歳を過ぎてから服を選ぶのが面倒になってきました。とはいえ、こだわりもあるので、服を買わず、選ばずに済むことを世の中の常識にしたいという考えから始めました。

結局、黒ばかり着るようになりましたが、黒は飽きないし、体型もカバーできる。ただ、黒い服は毎日洗っていると色が褪せたり、ファストファッションの服はすぐにへたれてしまいます。黒がへたれるのはかっこ悪いので、色落ちせず、長く使える服があれば、服を買う必要がなくなる。アパレルとして、洋服を買わない常識を広めたいと思っています。

――その考えに至ってから行動に至ったのはどれくらいですか?

3年ほど前、コロナ禍真っ只中のことです。結局、ファストファッションに行き着くことが多かったです。ハイブランドの黒い服も買いましたが、デザインはよくても飽きてしまい、2年前の服が着られないことも。

また、40歳を過ぎてやりたいことが増えてきたので、洋服に振り回されたり向き合う時間とコストがもったいないと感じるようになりました。

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画像提供/Macqlo
――渋谷MIYASHITA PARKにはオシャレなお店がたくさん展開されていますが、関谷さんの戦略についてお聞かせください。

1つは、私たちが「洋服を作らない」という常識を作りたいという考えです。そのため、世界に発信できる場所として渋谷や宮下パークを選びました。

また宮下パークはトレンドの最先端ですが、私たちはトレンドを無視するプロジェクトを行っており、それがカウンターカルチャー的なアンチテーゼとなっています。

私たちは業界を変えることを目指している

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画像提供/Macqlo
――アスリートからもWWSのアパレルが愛されていますが、その背景についてどう感じていますか?

もともと水道工事の作業着からスーツを作りました。動きやすく、耐久性があるため、スポーツ選手の移動やライフスタイルにぴったりだと感じます。多くのスポーツ選手が愛用してくれているのは、その機能性が理由だと思います。タイアップではなく、例えば有名野球選手も普通に購入してくれていることがとても嬉しいです。

――関谷さんがアパレル事業を通じて一番思い出深い、嬉しかったことは何ですか?

一番思い出深いのは「スーツに見える作業着」を発売した当初、非常に批判されたことです。スーツ業界からはスーツをバカにしている、作業着業界からは働く人を侮辱していると言われ、ニーズがないと言われました。しかし、結果としてブームが起き、アパレル業界や作業着業界もどっちも真似をするようになりました。私たちは業界を変えることを目指しているので、多くのアパレルブランドが黒だけの服を作り、洋服に振り回されない人が増えることが嬉しいのです。それがやりたいことなので。

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画像提供/Macqlo
――今の時代において、着心地や動きやすさが求められるのは時代とマッチしているからでしょうか?

結局、最先端の例としてはスティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたことがありますね。服を選ばなくてもいいという考え方で、ライフスタイルや個性は内面から出していくということです。

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画像提供/Macqlo
――今後の展望や目標をお聞かせください。

おかげさまで、ポップアップから記録的な売り上げを達成し、出店オファーも多くいただいています。積極的に出店し、広げていくことを加速させたいと考えています。儲けることやブランドを広げることよりも、ミッションとしてプロジェクトを進めているので、この考えを広めていくことが私たちの使命だと思っています。

メディア向け内覧会・トークセッション詳細

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Photographié par l'auteur
関谷氏と夏目氏は、異業種からアパレル業界に参入した経緯や、その中でどのようにして唯一無二のブランドを作り上げたかについて語り合った。

関谷氏は、水道工事業からアパレル業界に転身し、スーツに見える作業着を手がけることで知られている。日々の忙しさの中で黒い服ばかり選ぶようになったことから、機能的で長持ちする黒Tシャツのブランドを立ち上げることを決意した。

夏目氏は、広告業界から白Tシャツに特化した専門店「#FFFFFFT」を立ち上げ、その成功を収めた。白Tシャツに対する情熱から始めた店ですが、多くの人から黒Tシャツを取り扱うことを求められ続けた。そして、関谷氏との協業により、黒T専門店「#000T」が誕生した。

黒T専門店「#000T」とは

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画像提供/Macqlo
黒無地Tシャツのみを取り扱い、国内外から厳選した常時、数十種類の黒Tシャツが集結する専門店。昨年、新宿・歌舞伎町で惜しまれつつも幕を閉じた伝説のショップが、世界初の白T専門店「#FFFFFFT(シロティ)」のオーナー・夏目拓也氏と、「Macqlo」を手がけるオアシスライフスタイルグループ・関谷有三氏とのタッグにより、常設ショップインショップとして復活した。

「#000T」は、生地、デザイン、黒の色味、生産国や背景にあるストーリーまで、さまざまな個性を持つ黒Tシャツを取り揃えている。直接見て、触れて、着比べることで、どんな人でも理想の一枚に出会える、世界でもここでしかできない唯一無二の体験を提供していく。

「#000T」のオープンにより、多くの黒Tシャツファンが集い、その魅力を再確認した。関谷氏と夏目氏の異業種からの挑戦と、その情熱が生み出す唯一無二のブランドが、今後も注目を集め続けることだろう。