Catholique Ma Première Première Pointe La 5ème Reine de Compétition d'Escudero (Kyoto Sanga FC) Vol.3 "Personnalité vient à la terre." Changements des joueurs d'Escudero qui ont augmenté leur profondeur en tant qu'êtres humains "
浦和レッズを経て、韓国Kリーグで大きく成長したエスクデロ選手の次なる挑戦は、中国Cリーグ。様々な環境で格闘する中で心もプレーも磨かれ、2016年の京都サンガF.C.での活躍へとつながります。 加藤理恵
KING GEAR Département Editorial
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2017/02/10
De vol.1 ici
D'ici vol.2
Kato:韓国では、日本人として見られていたんですか?
エスクデロ:マッチデープログラムに名前と国旗が載っているんですけど「エスクデロ【日本】!? 誰!? 日本人おらんやろ!」みたいになっていました(笑)。韓国ってあまりサッカー人気がないから、友達に連れられて見にきた人も多いので。もちろんサポーターは日本語でもメッセージをくれるし、アルゼンチン人としても見ます。
Kato:ピッチの上だけを見たら、そうなりますよね(笑)
エスクデロ:僕が嬉しかったのは、これまでFCソウルでプレーした日本人は前園真聖さん1人だったんですけど、2012年に僕が2人目の日本人として行った後に、社長や監督が「今後のアジア枠は日本人がいい」って言ってくれた事なんです。日本人は健全だし、活躍してくれるって思ってもらえた事が嬉しい。
Kato:道を作ったんですね。
エスクデロ:中国の江蘇蘇寧に行った時も、FAカップで優勝して活躍できて、日本人にもっと来て欲しいって思ってもらえた事が嬉しかったんです。今も日本人にたくさんオファーがあるけど…なかなか現実になるのは難しいですよね、中国に行くことは、そんなに簡単な事ではないですから。
Kato:簡単ではないのは、環境の面で?
エスクデロ:まず、洗濯は全部自分ですよね。練習着でアップして、ユニフォームで試合して、終わったら移動用の練習着を着て。アウェイの時は、数日臭いままカバンに入れて家に帰ってから洗濯。試合後も、すぐシャワーを浴びたいんですけど、どのスタジアムもお湯が出ないんですよ。なので、ホテルに移動してから浴びていました。
Kato:不思議ですね。中国のクラブは大金を払って有名選手を連れてくるぐらいなので、お金はあるわけですよね?
エスクデロ:サッカーに限らずですが、中国はまず見た目を良くしようとするんですね。たとえば、スタジアムの見た目は凄いけど、ロッカールームはボロボロ。車もそうです。見た目は良いけどすぐに壊れるし、パワーがない。
Kato:なるほど、人も物も見える部分をまず整えようと。
エスクデロ:食事の時も衝撃を受けました。中国では、たとえばカニを食べる時に、殻を“プッ“てテーブルに吐くんです。お皿があるのに。チームの食事会場に行ったら、テーブルのどこを見ても殻、殻、殻。テーブルを汚すのが、おいしかったですっていう意思表示なんですよ。でも僕はわからないから、「え? どこに座ればいいの?」って。
Kato:それは大変ですね。サッカー用具に関してはどうですか? みんな、どんな物を使っているのでしょう?
エスクデロ:中国はサッカー協会がナイキと契約しているので、ボールもスパイクも全チームがナイキなんです。
Kato:じゃあ中国のリーグは、全チーム、選手全員、上から下までナイキなんですか?
エスクデロ:本当はそうしたいのだと思いますが、年に1回しかスパイクの提供がないので、スパイクが壊れたら、みんな自分で好きなメーカーのものを買って履いていました。
Kato:へぇ。一般の方はどうですか? やはりナイキやアディダスが人気?
エスクデロ:そうですね。中国の人は有名ブランドが大好きな印象です。物が良くても、世界的に使われていないとあまり…。というのも、中国は2000年頃まで海外の情報がほとんど入っていなかったので。世界に開いて初めてわかるようになって、最近はファッションも変わってきているみたいですけど。
Kato:中国でも、エスクデロ選手は日本人っていう認識でしたか?
エスクデロ:僕、日本人っぽい性格なんで(笑)。崔龍洙監督(元・千葉)や中国人監督は日本人に慣れていたので、違和感なく日本人として扱ってくれました。
でもその後、94年のW杯に出場した元ルーマニア代表のペトレスク監督になった時は大変でした。すごく怒る人で、怒られると僕は「YES!」って頭を下げちゃうんですけど「怒っているのに頭を下げるな!」ってさらに怒られて(笑)。
日本人を知らない人は、僕を外国人としか思わないから、頭を下げたり礼儀正しかったり、不思議に思うみたいです。
Kato:エスクデロ選手はこれまで、様々な国で色々な人とサッカーをしてきましたが、それぞれの文化や性格の違いを感じますか?
エスクデロ:おもしろいことに、ボール1つあれば誰とでも会話できるんですよね。伝わるんです、気持ちが。アトレティコのシメオネ監督も言っていましたが、性格はグラウンドに出る。せっかち、気取り屋、怒りっぽい、ナルシスト…。
落ち着いていて気を配れる人は、それがプレーに現れる。だから、言葉が通じなくても、どういう人かがわかるんです。どういう風に絡めばいいかとか、この人は真面目だなとか、すぐにわかる。
Kato:誤魔化せないですね。そういう意味で、最近のエスクデロ選手は周りを生かすプレーが増えたと感じます。性格も変化したってことですか?
エスクデロ:そうですね。いま思うと、かつて日本にいた時は、自分は決して凄くはないのに凄いと思って、周りを認めようとしなかった。自分が一番だって思っていました。悪い考えではないけど、過信を生むんですよね。結局、過信している選手って、何もできないんです。
試合に出て、自分はドリブルで2、3人抜いた、でもその後奪われた。俺はドリブルで抜いたけど、試合は負けた。自分はゴールを決められてない、何もできてない、何の意味があるの?って。いつも自分が凄いプレーをすることだけを考えていたのですが、韓国で崔龍洙監督と出会って、本当にいろいろ変わったんです。
Kato:たくさんの発見があったんですね。
エスクデロ:13歳から日本にいて、自分では日本人のつもりだけど、周りは僕を外国人として見る。日本人以上のプレーを期待する。そこに温度差があって、葛藤したこともありました。でも韓国に行って、自分は助っ人なんだという気持ちがはっきりしました。だからアジアのチームでプレーするなら、助っ人として結果を出さないと生きていけない。
Kato:それが、エスクデロ選手の宿命なんですね。
エスクデロ:2016年の京都では、11アシスト5ゴール。データによると25ゴールくらいに関わっていたようですが、それも少ないと思っています。韓国に行って、成長したい、うまくなりたいって、毎年さらに思うようになりました。
それを感じさせてくれたのが、FCソウルのチームメイトだったデヤン(モンテネグロ)とモリーナ(コロンビア)なんです。彼らと一緒にやることで、自分もサッカーがうまくなるんです。
Kato:へぇ、素敵な出会い。それは彼らも嬉しいでしょうね。
エスクデロ:去年、堀米(勇輝)が「セルくんと一緒にやることで、自分もサッカーがうまくなるような気がする」って言ってくれたんですけど、それがすごく嬉しかったんです。僕も彼が隣にいてくれたから、あそこまでできた。
彼はすごくレベルの高い選手なんで。そういう出会いを通じて、さらに人を活かしていきたい。自分が点を取らなくても、周りが取って勝てればって思うようになりました。
Kato:京都のゴール前のプレーは本当に見ていて楽しいです! あとはゴールが決まるか決まらないか…。
エスクデロ:そうですね。昨シーズン、ペナルティエリアに入った回数はダントツで1位だったのですが、点取り屋に怪我が多かったのは残念でした。でも細かいところを修正していけば、今シーズンは昇格して、来年はJ1でもトップを争えるようなチーム作りができると思っています。
<Vol.4に続く> http://king-gear.com/articles/261
Coopération de couverture / Futaba Sports Omiya
http://www.futaba-sp.com/author/oomiya
Photo / Hidemi Sakuma
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D'ici vol.2
Kato:韓国では、日本人として見られていたんですか?
エスクデロ:マッチデープログラムに名前と国旗が載っているんですけど「エスクデロ【日本】!? 誰!? 日本人おらんやろ!」みたいになっていました(笑)。韓国ってあまりサッカー人気がないから、友達に連れられて見にきた人も多いので。もちろんサポーターは日本語でもメッセージをくれるし、アルゼンチン人としても見ます。
Kato:ピッチの上だけを見たら、そうなりますよね(笑)
エスクデロ:僕が嬉しかったのは、これまでFCソウルでプレーした日本人は前園真聖さん1人だったんですけど、2012年に僕が2人目の日本人として行った後に、社長や監督が「今後のアジア枠は日本人がいい」って言ってくれた事なんです。日本人は健全だし、活躍してくれるって思ってもらえた事が嬉しい。
Kato:道を作ったんですね。
エスクデロ:中国の江蘇蘇寧に行った時も、FAカップで優勝して活躍できて、日本人にもっと来て欲しいって思ってもらえた事が嬉しかったんです。今も日本人にたくさんオファーがあるけど…なかなか現実になるのは難しいですよね、中国に行くことは、そんなに簡単な事ではないですから。
Kato:簡単ではないのは、環境の面で?
エスクデロ:まず、洗濯は全部自分ですよね。練習着でアップして、ユニフォームで試合して、終わったら移動用の練習着を着て。アウェイの時は、数日臭いままカバンに入れて家に帰ってから洗濯。試合後も、すぐシャワーを浴びたいんですけど、どのスタジアムもお湯が出ないんですよ。なので、ホテルに移動してから浴びていました。
Kato:不思議ですね。中国のクラブは大金を払って有名選手を連れてくるぐらいなので、お金はあるわけですよね?
エスクデロ:サッカーに限らずですが、中国はまず見た目を良くしようとするんですね。たとえば、スタジアムの見た目は凄いけど、ロッカールームはボロボロ。車もそうです。見た目は良いけどすぐに壊れるし、パワーがない。
Kato:なるほど、人も物も見える部分をまず整えようと。
エスクデロ:食事の時も衝撃を受けました。中国では、たとえばカニを食べる時に、殻を“プッ“てテーブルに吐くんです。お皿があるのに。チームの食事会場に行ったら、テーブルのどこを見ても殻、殻、殻。テーブルを汚すのが、おいしかったですっていう意思表示なんですよ。でも僕はわからないから、「え? どこに座ればいいの?」って。
Kato:それは大変ですね。サッカー用具に関してはどうですか? みんな、どんな物を使っているのでしょう?
エスクデロ:中国はサッカー協会がナイキと契約しているので、ボールもスパイクも全チームがナイキなんです。
Kato:じゃあ中国のリーグは、全チーム、選手全員、上から下までナイキなんですか?
エスクデロ:本当はそうしたいのだと思いますが、年に1回しかスパイクの提供がないので、スパイクが壊れたら、みんな自分で好きなメーカーのものを買って履いていました。
Kato:へぇ。一般の方はどうですか? やはりナイキやアディダスが人気?
エスクデロ:そうですね。中国の人は有名ブランドが大好きな印象です。物が良くても、世界的に使われていないとあまり…。というのも、中国は2000年頃まで海外の情報がほとんど入っていなかったので。世界に開いて初めてわかるようになって、最近はファッションも変わってきているみたいですけど。
Kato:中国でも、エスクデロ選手は日本人っていう認識でしたか?
エスクデロ:僕、日本人っぽい性格なんで(笑)。崔龍洙監督(元・千葉)や中国人監督は日本人に慣れていたので、違和感なく日本人として扱ってくれました。
でもその後、94年のW杯に出場した元ルーマニア代表のペトレスク監督になった時は大変でした。すごく怒る人で、怒られると僕は「YES!」って頭を下げちゃうんですけど「怒っているのに頭を下げるな!」ってさらに怒られて(笑)。
日本人を知らない人は、僕を外国人としか思わないから、頭を下げたり礼儀正しかったり、不思議に思うみたいです。
Kato:エスクデロ選手はこれまで、様々な国で色々な人とサッカーをしてきましたが、それぞれの文化や性格の違いを感じますか?
エスクデロ:おもしろいことに、ボール1つあれば誰とでも会話できるんですよね。伝わるんです、気持ちが。アトレティコのシメオネ監督も言っていましたが、性格はグラウンドに出る。せっかち、気取り屋、怒りっぽい、ナルシスト…。
落ち着いていて気を配れる人は、それがプレーに現れる。だから、言葉が通じなくても、どういう人かがわかるんです。どういう風に絡めばいいかとか、この人は真面目だなとか、すぐにわかる。
Kato:誤魔化せないですね。そういう意味で、最近のエスクデロ選手は周りを生かすプレーが増えたと感じます。性格も変化したってことですか?
エスクデロ:そうですね。いま思うと、かつて日本にいた時は、自分は決して凄くはないのに凄いと思って、周りを認めようとしなかった。自分が一番だって思っていました。悪い考えではないけど、過信を生むんですよね。結局、過信している選手って、何もできないんです。
試合に出て、自分はドリブルで2、3人抜いた、でもその後奪われた。俺はドリブルで抜いたけど、試合は負けた。自分はゴールを決められてない、何もできてない、何の意味があるの?って。いつも自分が凄いプレーをすることだけを考えていたのですが、韓国で崔龍洙監督と出会って、本当にいろいろ変わったんです。
Kato:たくさんの発見があったんですね。
エスクデロ:13歳から日本にいて、自分では日本人のつもりだけど、周りは僕を外国人として見る。日本人以上のプレーを期待する。そこに温度差があって、葛藤したこともありました。でも韓国に行って、自分は助っ人なんだという気持ちがはっきりしました。だからアジアのチームでプレーするなら、助っ人として結果を出さないと生きていけない。
Kato:それが、エスクデロ選手の宿命なんですね。
エスクデロ:2016年の京都では、11アシスト5ゴール。データによると25ゴールくらいに関わっていたようですが、それも少ないと思っています。韓国に行って、成長したい、うまくなりたいって、毎年さらに思うようになりました。
それを感じさせてくれたのが、FCソウルのチームメイトだったデヤン(モンテネグロ)とモリーナ(コロンビア)なんです。彼らと一緒にやることで、自分もサッカーがうまくなるんです。
Kato:へぇ、素敵な出会い。それは彼らも嬉しいでしょうね。
エスクデロ:去年、堀米(勇輝)が「セルくんと一緒にやることで、自分もサッカーがうまくなるような気がする」って言ってくれたんですけど、それがすごく嬉しかったんです。僕も彼が隣にいてくれたから、あそこまでできた。
彼はすごくレベルの高い選手なんで。そういう出会いを通じて、さらに人を活かしていきたい。自分が点を取らなくても、周りが取って勝てればって思うようになりました。
Kato:京都のゴール前のプレーは本当に見ていて楽しいです! あとはゴールが決まるか決まらないか…。
エスクデロ:そうですね。昨シーズン、ペナルティエリアに入った回数はダントツで1位だったのですが、点取り屋に怪我が多かったのは残念でした。でも細かいところを修正していけば、今シーズンは昇格して、来年はJ1でもトップを争えるようなチーム作りができると思っています。
<Vol.4に続く> http://king-gear.com/articles/261
Coopération de couverture / Futaba Sports Omiya
http://www.futaba-sp.com/author/oomiya
Photo / Hidemi Sakuma
<Je veux le lire ensemble>
Mon Premier Premier Spike Yuins (FC Tokyo) Vol.3 "Il est léger de demander des pointes, le cuir naturel est meilleur qu'artificiel"
Catherine "My First Spike" 3ème Dragan Murja & Nates Pettnik (Omiya) vol.3 souffrance Muruja. Je ne m'occupe pas de pétunique.
"My First Spike" de Catholier 4ème Eduardo Net (Kawasaki) vol.3 "Spike et le corps sont des outils d'affaires, s'il vous plaît prendre soin des deux."